こんにちは!言わずと知れた何でも持って行く系旅人のシラトリです。
旅人の中でもたびたび意見が別れるバックパックかコロコロか、ですが、結論から言ってシラトリはコロコロ派です。
今までの旅経験からコロコロ派に辿り着きました。
旅のスタイルや期間によるとしても、どちらかと問われればコロコロ派です。
これから体力もどんどん衰えていくことを考えると、この先もバックパック派になることはないでしょう。
バックパックをやめた訳
シラトリの初めての海外旅行はハワイでした。
何も考えずにスーツケース一択。
ハードなスーツケースです。
スーツケースに訪れた先のステッカーを貼っていくのも楽しみの一つであり憧れでした。
何の不満も疑問もなく、その後もヨーロッパ、アメリカ、カナダのワーホリなどスーツケースで旅をし続けました。
シラトリの旅人生の中で初めてバックパックという選択肢が登場したのはオーストラリアのワーホリの時です。
今もそうなのかわかりませんが、当時はカナダのワーホリは定住型が多く、オーストラリアは周遊型が多い傾向にありました。
実際シラトリもオーストラリアでは一周するつもりでいました。
シラトリよりも少し先にオーストラリアに渡航していたリア友のワーホリ仲間もバックパックだったし、バックパックを勧めてきました。
「確かに移動が多いからバックパックの方がいいのかも?」
今まで背負うといえば子供のころの遠足のリュックサックくらいで、バックパックなんて背負った事がないシラトリは安直に考えていました。
そしたら早速バックパック探しね!
確かグレゴリーのシャスタというモデルに決めました。
容量は確か77リットルだったような気がしますが、もしかしたらもっとあったかも?
リットルという表記は全くピンときませんでしたが実物も見たし、背負ってみたし、何でも持っていく系としては見た目的に少し小さいんじゃないかくらいに思っていました。
しかしパッキング上手なシラトリが荷物をパッキングしてみると30キロくらいになってしまいましたw
背負おうにも床に置いたバックパックに腕を通してそこから踏ん張って立ち上がるということが困難でした。
いったんバックパックを椅子など上に持ち上げて置いて、それからバックパックに腕を通して立ち上がるという方法で、どうにか立ち上がる事ができました。
しかし、重い・・・重すぎる。
荷物の重さで、ただ歩くという行為自体さえもおぼつきません。
油断したら荷物の重さで後ろにひっくり返りそうな勢いです。
その時のシラトリはオーストラリアにはバックパックで行かなければいけないという謎の使命に支配されていて、歩行困難であるにもかかわらずバックパックでオーストラリアへと旅立ったのでした。
やっとの思いでふらつきながら電車を乗り継ぎ成田空港へ向かい、オーストラリアはメルボルンに到着し、数日経ち落ち着いてすぐに思いました。
「バックパックじゃなくても良くね?」
移動のたびにその思いは強まりました。
歩いている時、飛行機に乗る時、バスに乗る時、電車に乗る時、どんな状況でもコロコロの方が有利です。
一瞬、持ち上げたりする事が必要だとしてもその後はずっと置いておけるからです。
しかし、バックパックの場合は乗り物に乗りこんだ後に荷物を下ろしたとしても、また乗り物を降りる時に背負うというなるべくなら回数を減らしたい行為をしなければならないのです。
苦行でしかありません。
階段しかない状況だったらバックパックの方が有利かもしれませんが、階段を何十分も歩き続けなければならない状況なんてなかなかありません。
階段の時、コロコロの場合は気合を入れて持ち上げ続けるしかないですが、階段が終わればすぐコロコロできます。
重いバックパックを背負った日はその後は何もやる気になりません。
激しく後悔しました。
荷物も出し入れしにくいし、体力の消耗は激しいし、いいこと一個もない!
シラトリは日本に帰ったら即このバックパックを売ってオサラバしてやる!
二度とバックパックの旅はごめんだ!
と思い続けながらオーストラリアを一周したのでした。
実際に日本に帰国して、即ヤフオクで売り飛ばしましたw
コロコロ派にオススメな旅行バッグはコレ
それからシラトリはまたスーツケースと共に旅をし続けますが、時代の流れと共に飛行機に預けられる荷物の重さの制限が変わってきます。
シラトリが旅を始めたころはどこの航空会社も30キロ前後までOKだったのが、いつの間にか20キロ前後くらいになっていきました。
今までずっと共に旅をしていたスーツケースはちょっと容量が大きすぎる、お土産もそんなに買う事もなくなってきたし、それまでアメリカやヨーロッパしか興味がなかったシラトリでしたが東南アジアに行く事が増えてきました。
東南アジアにスーツケースも微妙ということで新たな旅のお供を探すことになりました。
そんな時に出会ったのがボストンキャリーです。
ボストンバックにコロコロが付いたソフトなバッグです。
細身のフォルムなのにも関わらず、荷物も結構入り、ちょうど20キロくらいの荷物を入れる事ができました。
バックパックと違って荷物の出し入れもしやすいし、かなり気に入りました。
楽天で3800円で買ったボストンキャリーで最初は東南アジア専用バッグにしようと思ってましたが、その頃には既に東南アジアにハマっていたシラトリは常にそのボストンキャリーと旅をし続けました。
結構乱暴に扱ったりもしていましたし、時にはバスの上にくくりつけられたり落とされたり、段差も持ち上げることなく強引にガタガタ引っ張ったりもしましたがかなり丈夫でした。
5年以上共に旅を続け、インドもラオスもミャンマーもこのボストンキャリーと一緒でしたがやがて穴が開き、コロコロの片方が壊れて2年前にさよならしました。
なんとなく安さに惹かれて買ったボストンキャリーでしたがかなり良かったです!
旅先で出会った旅人にボストンキャリーをオススメしたほど気に入ってましたw
茶色のオッサン臭いボストンキャリーでしたが汚れも目立たず、人とかぶらず、そして金目の物は入っていなさそうな佇まい、まさにキングオブボストンキャリーでした!
だからまたボストンキャリーを買おうといざ探してみると結構お高いじゃないですか!
だいたい1万円前後するじゃないですか!
シラトリが買った3800円というのがかなり破格値だったようです。
旅行かばんを探している旅人の方、一度ボストンキャリーを試してみては?
そして人にオススメしておきながらシラトリはボストンキャリーも卒業し、新たな旅行バッグを手に入れるのでした。