昨日はビールを飲んだ後、少しだけ残っていたウォッカも飲むことにしました。
パキスタン人のシャヒードと飲んだ時の残りです。
冷凍庫からウォッカを取り出してみると、思っていたより量はかなり少なめでした。
でも、ひとりだしちょうどいいくらいかも?
ちょうどキッチンにハムザがいたので少しだけお裾分けしました。
共有ルームでウォッカを飲みながらネットをしていると、シャヒードからワッツアップがきました。
ホントはシャヒードに「今日飲もう」と誘おうと思ってたのですが、結局面倒になって誘わなかったのです。
何往復もメッセージをやり取りすることになったので、やっぱ誘っておけばよかったなと思いました。
最終的に「明日一緒に飲もう」ということになりました。
一旦飲みを中断してシャワータイムです。
シャワー後に髪の毛を乾かしていると、ウズベキスタン人のファーロがやってきました。
アフガンおやじの名を呼び続けています。
アフガンおやじがいないとわかると今度は役立たずの名を呼び続けていました。
アフガンおやじの部屋も役立たずの部屋も、もぬけの殻になっていることがわかっても、まだ名前を呼び続けるファーロなのでした。
「もういないよ」と言ったところで彼には英語が通じません。
ファーロがジェスチャーでアピールしてきたことを予想するに、アフガンおやじがアゼルバイジャンを去ることをファーロは知らされてなかったようなのです。
可哀そうに・・・
そしてファーロは寂しげに去っていくのでした。
きっとファーロも最後にアフガンおやじと飲みたかったよね。
とりあえず、残っていたウォッカは全部空け、程良い感じに酔いもまわってきたので寝ることに。
いい感じに寝付けそうと思ったのもつかの間、共有ルームにパキスタン人のヤーサムと連れがやってきて話し声がグチャグチャうるさいのです。
おまけにスマホで観ているであろう動画の音声もスゲー聞こえてきます。
早朝のお祈りの時間まで寝ないで起きているのは自由だけれど、静かにしろよ!
ヤーサムにワッツアップで「静かにしろ!ファック!」と送っておきました。
しばらくはメッセージに気づいていないのか状況は変わらずでしたが、やがて静かになりました。
そして朝です。
全然寝た気がしません。
超ご機嫌斜めのシラトリです。
洗濯をしようとキッチンへ行くと断水です。
役立たずの代わりを任されたアゼルバイジャン女子は英語が通じないし、困ったもんです。
まぁ彼女は彼女なりに女ボスに助けを求めたようで断水は1時間半後くらいには復旧しました。
アゼルバイジャンサラダと昨日のパスタの残りを冷たいままサラダ感覚でいただきます。
パスタが予想外に柔らかくて驚きでした。
もっと硬くなってると思ってた!
やがて女ボスがやってきて、謎の何かをくれました。
恐る恐る1つだけ貰いました。
フルーツだそうです。
何でしょうか?
何か聞いたけど、「英語では何て言うのかわからない」と言われました。
「もっと取って」と言われたけれど、どんな味かもわからないし、アゼルバイジャンにはキャベツや黄色いサクランボのように強烈に不味い食べ物が存在します。
ここは安全策を取って「1つだけ」が正解でしょう。
一口齧って断面を見てみると、これはどうやら「いちじく」とかいうやつっぽいです。
というのも、実はシラトリの記憶によると日本でも食べたことがないんです。
売っているのとか人が食べているのは見たことがあるのですが、見た目が食欲をそそられないというか何というかで食べる機会がなかったのです。
これがいちじく人生初体験となりました。
特に美味しくもないねw
甘いわけでもなかったし、味もあんまりなかったし。
ふとドラゴンフルーツを思い出しました。
ドラゴンフルーツも大概味がないのが多いからね。
そういうモノなのかと思っていたらドラゴンフルーツもたまにアタリがあってメチャクチャ甘くて美味しいのがあることを知ったのはここ1~2年の話です。
キッチンの流しが詰まって水が貯まったままになっています。
どうするのかと思ったら、女ボスの指示なのかアゼルバイジャン女子がトイレのスッポンを持ってきてスポスポやっていました。
ってか、普通トイレとキッチンで共有するか?!
あり得ないわ!
部屋でネットが出来なくなってずっと共有ルームでネットをしているのですが、女ボスが来ると共有ルームのエアコンを止めるのが厄介です。
今日も止められました。
止めた直後はまだいいのですが、時間が経つと熱気がこもってメッチャ暑いです。
「早く女ボス帰んないかなー」と願うシラトリなのでした。
女ボスの姿が見えなくなるや否や即エアコン稼働開始です。
夕方ちょっとだけ用事があったのですが瞬間で終わりました。
今日はヤーサムたちがビリヤニを作ってくれるはずですが、ちゃんと覚えているんでしょうか?
時刻はもう19時半です。
お腹減ったよ!
とりあえずサラダの残りでも食べようとキッチンへ行ったらハムザが調理中でした!
サラダを食べ終わるころに完成!
ってことでお裾分けをいただきます。
ごちそうさまでした。