ひとり旅、ときどき日常

2023年3月に世界一周に再出発?!好奇心旺盛大人女子冒険ブログ

【帰国編】イスタンブールから東京【ターキッシュエアライン】

8月14日、バクーからイスタンブールに到着したシラトリ。

そこから11時間半待ちという長い時間との戦いが始まります。

 

www.shirat0ri.com

 

ターキッシュエアラインでは通常ですと無料のトランジットツアーに参加することも可能ですが、コロナ禍の現在はこのサービスはやっておらず参加不可能です。

この無料トランジットツアーは乗り継ぎ時間が6時間~24時間までの乗客が対象のようで食事も出て、とってもお得なツアーのようです。

と言ったところで現在はやっていないのだからどうしようもありません。

 

事前に調べていたプライオリティパスの使えるラウンジは・・・

 

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ヒドス。

しかもイスタンブールのこの空港のラウンジはココしかありません。

 

降機したあと人の流れと共に歩き出すシラトリですが、入国しないシラトリは急いでもどうしようもありません。

「International Transfer」手前のベンチでしばし休憩。

しかし、そこにいても周りには何もありません。

ラウンジがやっていないとしても、こんな中途半端なベンチにいるよりはマシでしょう。

意を決して「International Transfer」へ。

荷物検査を終えた先にはお土産屋さんもまぁまぁ営業しているように見えます。

これからどうしようか。

11時間も何をすればいいの。(30分くらいは時間を潰したので)

もしかしたらアプリの更新が遅れてるだけで実はラウンジやってるかもしれないし?

という訳でラウンジへ突撃。

 

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普通に営業していました。

やったね!

これで約11時間を耐え抜くことができるぞー!

ラウンジによっては制限時間(2時間~3時間)の度に再度プライオリティパスを出す必要もあるのですが、ここは特に何も言われませんでした。

 

www.shirat0ri.com

 

やはりコロナの影響か食事の種類も少なめなので同じものを何度も食べるシラトリなのでした。

チーズの揚げ春巻きみたいなやつw

左下の緑の瓶の飲み物は何かわからなかったのでチャレンジしたのですが、少ししょっぱい炭酸水みたいな感じで不味かったです。


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ここのラウンジはかなり広くゆったりしています。

椅子やソファも色々な種類があるのでお好きな席を選ぶことが可能です。

会議室やそれこそ個室の仕事ができる感じのスペースやシャワーも完備です。

半個室みたいな区切られたところもあります。

 

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仮眠するのにちょうどいいかと思ったのですが、いざ横になってみたら完全には横になることができないので逆にしんどいです。

腰にも負担がかかりそうっだし、仮眠には向いていないと思い立ち去りました。

 

そんなシラトリがチョイスしたスペースは・・・

 

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このソファです。

とっても長いソファなのに他に誰も座っていませんでした。

ここで少し仮眠もしました。

 

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ラウンジのお陰で11時間半の待ち時間もあっという間?!

日付は変わり15日です。

気が付くともういい時間です。

やっぱり旅人にはプライオリティパスが必須アイテムですね。

 

早めに搭乗ゲートに向かいます。

シラトリの好きなピデのチェーン店がもうすぐオープンするみたいです。

最後にもう1度食べたかったな。


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www.shirat0ri.com

 

ゲートに到着すると既に搭乗開始していました。

早めに来て良かったー。

11時間30分のトランジットの後は11時間40分のフライトです。

こんなロングフライトは数年ぶり、いや10年以上ぶり?です。

飛行機は詳しくないのでよくわかりませんが新しい機材でした。

 

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そして搭乗率は20%くらいでしょうか。

バクーからイスタンブールとはえらい違いです。

配列は3-3-3でやはり事前に人がいないところの通路側を選んでいました。

搭乗率も少ないだろうから3列独占するぞ!

くらいの勢いだったのですが、いざ席に着くと窓側に人が座っています。

おいー!何であなたはそこの席を選んだの!

前の列もその前の列も何なら横の列もその前も誰もいないのに、こんなにガラガラなのに、わざわざシラトリが選んだ列を選ぶなよ。

と心の中で思いました。

あなたが先に選んでいたのならシラトリはわざわざこの席を選ばなかったし。

まぁ、水平飛行になった瞬間にシラトリは誰もいない列の席に移動しましたけどね。

 

機内ではイーストウッドの「The Mule」を観ました。(邦題は「運び屋」)

園芸家として成功していた男がネット社会についていけなくなり廃業、その後なりゆきで薬の運び屋になるという話。

個人的にイーストウッドの映画は結構好きなのですが、この映画では更におじいちゃん感が増していました。

いつまでも元気に頑張ってほしいです。

 

 

あと「Bad Times at The El Royale」を観ました。

カリフォルニア州とネバダ州に跨って建っているホテルでの出来事。

群像劇とわかった瞬間にちょっと萎えました。

なんか群像劇って好きじゃないんですよね。

最終的に登場人物のほとんどが死ぬ。

 

 

ちなみにバクーからイスタンブール間では「Unknown」を観ました。

これ昔観たよなと思いながら内容がうろ覚えだったので結局最後まで観ました。

 

 

機内食は同じようなのが2回出ました。

いつになったら通常の機内食に戻るんでしょうね。

FSC(フルサービスキャリア)の場合は機内食も旅の楽しみのひとつですからね。

 

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そういえば、搭乗する際にマスクセットを貰えます。

開封してある方はイスタンブールから東京の便の物です。

バクーからイスタンブール間で貰った方には消毒液はなしです。

 

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映画を観たり寝たりしているうちに時間は過ぎていって、シラトリの旅もあっという間に終わろうとしています。

あんなに長かったバクーでの毎日も今はもう過去で、その前のネパールやインド、タイなんかはもうずいぶん昔の出来事のようです。

 

気が付いたらあっという間に着陸です。

着陸の際の振動で我に返りました。

予定より1時間も早い到着です。

 

降機した後はコロナの検査です。

先月の下旬から帰国者の検査方法はPCR検査から抗原検査(唾液検査)に変更になりました。

機内は乾燥しているので口の中もカラカラです。

唾液量がミニマムに達しないと先に進めません。

検査の順番待ちの間に口の中に唾液を貯めまくりました。

口を開いた瞬間によだれがたれそうな勢いです。

その甲斐もあってか一発でミニマム量を超える唾液を採取することができました。

 

検査結果が出るまではは2時間くらいと聞いていましたが1時間ほどで結果が出ました。

検査結果とピンクの紙を受け取り入国審査へ。

 

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荷物は係の方が持ち主ごとにカートに積んでくれていてキレイに並べられていました。

こういうところがさすが日本ですね。

海外だったら乱雑に放置されていることでしょう。

 

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20時30分。

グッドタイミングで迎えに来てくれた友人と車で友人宅へ向かいました。

友人宅で自主隔離生活となります。

ちょうど友人宅に着いて落ち着いたころ、なんとナデルからビデオコールがありました。

超うれしす!

しかもこれまたグッドタイミング。

だって友人宅に到着してWi-Fiに繋いでいなかったら、SIMなしのシラトリの携帯はナデルからのビデオコールを受けることができないですからね。

ニヤニヤが止まりませんでしたw

途中で切れてしまって不完全燃焼でしたが、少しでも動くナデルが見れて幸せ。

 

この日の夕食はまた別の友人が持ってきてくれたカレーをいただきました。

なんと焦げていて焦げ味でしたw

記念すべき日本での初食事は焦げカレー。

 

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早く肉とかお寿司とか、、、食べに行きたい。

飲みに行きたい。