スリン島5日目。
スリン島に泊まる最後の日です。
今日こそニモポイントで満足したいシラトリです。
午前中、韓国ファミリーを見かけたら、この日は水着を着ておらず、どうやら帰る日のようでした。
それならば午後ゆっくりニモタイムできそうです。
午前中はチンクイ タイムなので、どうしようかと思ったのですが、藪の中を少し歩いた先にある小さなビーチに行ってみることにしました。
もしかしたらチンクイ いないかもしれないし。
誰もいません。
しかしチンクイ はいました。
ちょっとだけスノーケルしてすぐ海から出ました。
やっぱ午前中はチンクイ なんだなと改めて思いました。
昼食後、ニモポイントに向かいましょう。
やはり韓国人ファミリーは帰ったようでニモポイントは独り占めです。
他にだーれも来ないのです。
韓国人ファミリーに負けないくらい何十分も観察してやりました。
観察できる最終日なので飽きるほど観察しまくって実際飽きました。
いっぱい動画を撮ったり写真も撮ったのですが、GoProを使うのが久々過ぎてブログにどうやってアップするんだったか忘れてしまいました。
後日、まとめてアップしたいと思います。
持参したフルーツを毎日夕食後に食べていて、韓国オヤジにも配給しています。
最終日はパイナップルだったのですが、テントからパイナップルを取り出したら何者かに齧られていました。
最悪です。
どーりで夜中ガサガサすると思ったんです。
思ったんですが、風が強くてどこからか飛んで来たビニール袋がシラトリのテントに引っかかってガサガサしているのかと思っていました。
つーか、風は強くなかったんですけどね!
シラトリってやつはなんて呑気なんでしょうか。
我ながら呆れます。
テントに穴が開けられていました。
このやろー!
テントに穴を開けやがって!
ホント何もかもツイてない。
夕食時に韓国オヤジにそのことを言うと、テープを持っているから貸してあげるとのとこ。
やはり韓国オヤジはテープを持っていました!
犯人はおそらくネズミだと言っていました。
シラトリが必死に調べ物をしている時にベラベラと喋りかけてきたり、食べ物を噛むついでに喋りまくって食いカスを飛ばしてきたり、ちょいちょいウザいときもありますが、何だかんだ韓国オヤジはいい人です。
その夜、寝ようと思ったらテントのすぐそばにネズミが姿を現しました。
きっとこいつが犯人なのでしょうか。
しかしもうフルーツはないもんねー。
ばっきゃろー!
スリン島6日目。
今日はスリン島を去る日です。
テントを片付けるのみです。
朝はビーチを散歩しました。
いつもビーチに日本では見たことがない花が落ちているのですが、その花が落ちる前の姿を見たことがありません。
決まった木の下に落ちているので、どの木かはわかるのですが、木にくっ付いている状態を見たことがないのです。
今回も注意深く木を見上げてみたのですが、やはり花はありません。
と思ったら発見!
いやぁ、初めてみました!
これはツイてます!
こんな風に咲いていたんだね。
なんていう名前の花かは知らないけれど。
何かいいことがありそうです。
韓国オヤジが前の日から
「テントは何時に片付けるのか?片付ける時間を教えて。手伝ってあげる」
とうるさいのです。
片付ける時間なんてわからないし、時間を決めたところでその時間キッカリに片付け始めるとは限らないし困った質問です。
朝になってもまた聞いてくるので、11時くらいだと答えておきました。
そうすればその時間までは韓国オヤジはスノーケルに行くので、その間に片付けてやろうと思ったのです。
とっととスノーケルに行けばいいのに、なかなか行かないのでフライシートの汚れを拭いたり、テントの中を片付け始めたのですが、すかさず韓国オヤジがやってくるではないですか!
中を片付けているだけでフライシートは乾かしているだけだと答え、追い払いました。
シラトリは自分のペースでやりたいのです。
時間はまだまだあるのでスピードは求めていませんし、大雑把に片付けられたりするのは嫌なんです。
今回スリン島に上陸した時、韓国オヤジが荷物を運ぶのを手伝ってくれたのはありがたかったのですが、パンやフルーツの上に重い荷物やバックパックを置いたのでシラトリが持ってきたパンはぺっちゃんこになってしまったのです。
そのせいもあってバナナは急激に傷んだのではないかと思っています。
ということもあり、韓国オヤジを大雑把認定したのです。
でも韓国オヤジはなんだかんだいい人なんですよ。
ほぼほぼテントを片付け終わる頃に韓国オヤジが戻ってきました。
もうほとんど終りだから戻っていいよと言ったのに韓国オヤジは立ち尽くしていました。
いや、マジ目の前にいられても困るんだけど!
韓国オヤジはスリン島からボートが出る際も見送りに来てくれました。
ありがとう韓国オヤジ、また会いましょう。
桟橋からロングテールボートに乗り、沖でスピードボートに乗り換えます。
ロングテールボートは3台に別れて乗っていたので余裕がありましたが、スピードボートはかなりギュウギュウです。
シラトリの左隣は息子を抱っこした欧米人パパだったのですが、このパパがとにかく落ち着きがないというか何というか、、、
子供は寝ていて微動だにしないのですが、抱っこしていて疲れるのかなんなのか2〜3分に1回子供をひっくり返したり元に戻したり座り直させたり、とにかくまあ落ち着かないのです。
その度に寝ている子供も一瞬覚醒するし、シラトリも覚醒するし、マジじっとしていてほしかったです。
しかもパパの体臭がまあキツくて、密着していたシラトリの左肩付近はバッドスメルになりました。
クラブリの港に到着した後、さらにもう一台のボートを待ち、それからトム&アムの事務所に戻って、予約してもらっていたバンコクまでのバスチケットをバスターミナルまで取りに行って、今回の旅で初のビールを飲みました。
なんか、今回は珍しくバンコクでも飲んでなかったんです。
イギリス人女性の奢りです。
バスは18時出発なのでもうあまり時間がありません。
急いで飲んで日焼け止めを塗っていた顔面と腕や足を洗ってバスターミナルへ向かいました。
ひと足先に到着していたイギリス人女性と合流するや否や、先ほどチケットの対応をしてくれたスタッフが慌てて名前を確認しに来ました。
そして驚愕の事実が告げられるのであります。
バスはもう行ってしまった、と。
はぁ?!
まだ時間前なんですけど?!
しかも15分前に?!
そして刑事ドラマさながらにピックアップトラックに荷物を積んで乗るように促されます。
急いで乗り込むと車はバスを追いかけるのでした。
男まさりなお姉さんが運転です。
意外とイギリス人女性は冷静でした。
10分くらい走ったでしょうか。
バスが見えてきました。
ってな感じで無事にバスに乗ることができました。
ビールを飲んだせいでトイレに行きたいです。
バスにトイレはありますが走行中は揺れるし、なるべく行きたくありません。
早くトイレ休憩にならないかな。
バスに乗ってから2時間ほど経ちましたが、まだトイレ休憩はありません。