まだまだ尾てい骨は痛いですが、例え骨折していたとしても自然治癒一択みたいですね。
チンクイの痕は気にならない程度になりました。
さて、ダッカからの長距離列車移動を経てコルカタに到着し、宿にチェックインした訳ですが、この宿の造りが変わっていて、予約していた女子部屋へは男女混合部屋の中を通っていくという。
しかも女子部屋にドアはあるけれど閉まらないから開けっぴろげだし。
そしてメチャクチャ暑いんですよ。
とにかく、何もかもが!
特に共有部屋(コモンルーム)は1番上なのでトタン屋根を通して熱気が放出されています。
天井のファンと扇風機を回しても熱風しかきません。
共有部屋にはエアコンはなく、部屋によってはエアコンはあるのですが、エアコンが使える時間は夜の8時から朝の8時とか決まっているのです。
あとは土足禁止とか言っておきながら、スタッフは普通に土足で歩き回っているし、また足の裏は真っ黒ですよ。
シャワー室の前には足ふきマット的なマットがあるのですが、今まで1回も洗ってないのでは?と思うくらい真っ黒です。
まぁ安宿ですから贅沢は言えません。
そして夜のエアコンタイムになり、やっと宿の温度が快適になってきます。
しかし寝る頃になるとキンキンに冷えて、だいぶ寒いんです。
それでも初日は疲れていたこともあり、早めに寝てまあまあ眠れたと思います。
2日目はSIMカードを買いに行きます。
いざ出かけようと思ったら、宿のスタッフが「害虫駆除をするから女子部屋から混合部屋に移動してくれ」とのことです。
最初は長期滞在する客が来るから部屋を移動してくれ、とか言ってるのかと思って嫌だ!とか言っていましたが、よくよく聞いたら女子部屋全員移動しなければいけないとのことでさっさと移動しておきました。
タイではahamoの海外ローミングで全く問題なく、バングラデシュでもローミングできたことはできたのですが3Gで快適ではなかったためSIMを現地購入しました。
インドでもローミングでイケたことはイケたのですが、15日間ルールでインド2日目から使い物にならなくなってしまいました。
インドではSIMを買うつもりでいたので問題ないです。
インドのSIMを購入すれば、あとはahamoを解約するのみです。
3年前はAirtelのSIMを購入したので今回もそのつもりでAirtelのショップを目指します。
バングラデシュでもそうだったしね。
Airtelショップでプランを聞くと28日間、毎日1.5GB使えて799ルピーのプラン一択とのこと。
他のプランはないのか聞いたらめんどくさそうな感じの対応になって、感じが悪かったし、他を探すことにし店を出ました。
その後、道端でSIMカード屋を次々に発見し、最終的に265ルピーのSIMを購入しました。
てっきりAirtelのSIMだと思い込んでいたのですが、ViとかいうSIMだということに途中で気が付きました。
しかし、既におっさんが手続きを始めているので今さらAirtelがいいとは言えません。
どーりでえらい安いと思ったんだよねぇ~。
格安SIM的な位置づけなのでしょうか。
今回はこのViを試してみる事にします。
しかしながらahamoのローミングもViでした。
SIMをゲットした後は昼時ということもありランチです。
エッグカレーとガーリックナンとコーラを注文しました。
昼食後、マザーハウスに行ってみることにしました。
歩いて向かいます。
途中でスターシラトリがコルカタにいることを聞きつけたであろうファンの小さな男の子に握手を求められました。
瞳がキラキラしためっちゃかわいい子で、ちょっと離れたところでニコニコしながら見ていたおねえちゃんもかわいい子で、写真を撮りたかったのですが、握手をしたら満足したようですぐ行ってしまいました。
行くの早いよーーーーーーーー!
コルカタといえばマザーハウスでボランティアをする人も多いですが、シラトリはただ見学だけに行きました。
マザーテレサの名前こそ知ってはいますが、正直そこまで詳しく知らないといういうか・・・。
貧しい人々のために自分の全財産を投げうって一生を捧げた、みたいな理解で合ってますか?
そんなレベルなのでボランティアなぞできる資格はありませぬ。
意外とこの敷地内は風通しがよく、日陰のベンチは心地良ささえ感じました。
入口はロックされていますがベルを鳴らすとすぐ開けてもらえます。
階段を上がった二階にマザーテレサの部屋があります。
撮影禁止なので写真はありません。
ちょっと休んでローカルバスで宿まで戻ります。
今の時代はGoogleマップでどのバスに乗ればいいかわかるし、どこで降りればいいかもわかります。
凄く便利です。
ローカルバスは12ルピーでした。
しかし、シラトリがおりたかったバス停の1つ前でなんか強引にバスを下ろされてしまいました。
なぞ。
歩けない距離ではないし、まいっか。
宿に戻ったシラトリはahamoの解約手続きをすることにしました。
しかしこれがまた「〇〇が設定されていません」やら、「〇〇をインストールした端末から手続しなけらばいけない」やら、すんなり手続きできないんですねぇ。
面倒すぎて超イライラしました。
数々の難関をクリアし、ahamoを解約することができました。
解約する際はスマホにDoCoMo(ahamo)のSIMを入れていなければ先に進めなかったりするのでゲットしたばかりのViのシムは取り出し、DoCoMoのSIMを入れて手続していました。
いざ手続きが終わり、さてSIMを戻そうと思ったところ、肝心のViのSIMが見当たりません。
確かにテーブルの上に置いた!
しかしありません・・・
扇風機やファンの風でどっかに飛んでった????
もしかしたら無意識にポケットに入れた???
あらゆる可能性を考えバッグの中身を出して見たり、足の裏を確認してみたり、テーブルを動かしてみたりしましたが全く見当たらないのです。
おかしい。
さすがに舞い上がって窓の外へ落下したとは考えられないし・・・
しかし、SIMがないと不便なので新しく買いに行くかー。
その前にスタッフに言っておこう。
ちょうど、階段を下りると感じのいいスタッフと会ったのでそのことを伝えました。
するとコモンルームを一緒に探してくれ、それでも見つからなかったので、監視カメラを見てみよう、ということになりました。
しかし、その監視カメラを見るためには宿を取り仕切っているっぽいちょっと嫌な感じのヤツに言わなければいけません。
そいつ苦手ということを伝えると、感じのいいスタッフがそいつに言ってくれました。
しかし、やっぱり嫌なヤツで会話の内容こそわかりませんでしたが、かなり渋っているのが口調や雰囲気でわかりました。
シラトリも感じのいいスタッフも誰かが盗ったと思っているのではなく、テーブルの上に置いたSIMがどこに行ったのかを確認したかっただけなのです。
困り果てているとその様子を見ていた別のスタッフも加わってきて、それはSIMのパッケージなのかそれともSIMそのものなのか、とか色々聞いてきました。
ジェスチャーを交えつつ、小さいSIMだけだ、と伝えたその刹那!
感じのいいスタッフが「SIMを見つけた!」と言うではありませんか!
シラトリがSIMをなくしたのは一番上の階のコモンルームで、今いるのは一階のレセプションです。
訳がわからずいると、彼はなんとシラトリの腕からSIMカードを取り出したのです。
今まで見たどんなマジックより驚きました。
まさにイリュージョンってやつですね!
あの光景は本当に不思議でした。
種明かしをすると、ただ汗や日焼け止めでベタベタしてた腕に張り付いてただけなんですけどね。
しかしまぁ、よくずっと張り付いたままでいたなぁと感心しました。
もし階段の途中とかで落下していたら発見できないままだったと思います。
そこにいた全員が大爆笑しました。
見つけてくれた彼に感謝です。
そして次は、コルカタからどこへ行くのか、そこにはどうやって行くのか、決めて色々予約しなければいけません。
決めるまで寝れない。
だって翌日はもうチェックアウトしなければいけないから。
延泊することも選択肢の1つではあるけれど、延泊はないな。