列車は約30分遅れでチェンナイの中央駅に到着しました。
途中、1時間半ほど遅れていた時もあったのですが、巻き返したのです。
インド的には途中どんなに遅れても最終的に時間内に収まればいいじゃないかくらいの考えで運行してるんでしょうか。
実際は収まっていないんですけど。
しかしながらチェンナイに到着したはいいものの、シラトリは既に心ここに在らずなのでありました。
チェンナイは大きな都市なので列車の始発駅でもあり終着駅でもあり、空港もあるので次にどこに行くにも便利なのもあり、とりあえず来てみました。
って感じなのです。
宿には16時頃にチェックインしました。
ちなみにこの時の宿は24時間制で、チェックインした時間の24時間後で1日カウントです。
シラトリは16時にチェックインしたのでチェックアウトも16時ということです。
口コミが良かったのでこの宿を選びましたが、部屋は激アツだし、ベッドは長さも横幅も小さいし、ブランケットやタオルはないし、どうしてこんなに口コミがいいのか謎でした。
しかしながらウォーターサーバーがあるのはよかったです。
コルカタから南下してきたシラトリはチェンナイから更に南下するのか、スリランカに飛ぶのか、ちょっと内陸に寄り道するのか、という選択肢の中で悩んでいました。
チェンナイの駅には外国人専用カウンターがあるとのことで、もし外国人枠で南下する列車のチケットが取れるならそれにこしたことはないので聞きに行ったのですが、シラトリが乗りたい列車には外国人枠はないようでした。
そして残っているチケットはありませんでした。
駅のチケット売り場は無駄に混んでいるし、とんだ時間の無駄でした。
あっという間に暗くなり、夕食を食べて1日終了です。
翌日、やっぱり列車で南下することに決め、またタトカルで勝負することにしたのです。
前回、タトカルで勝利したシラトリは余裕すら感じていました。
タトカルの残り席数は21席です。
まぁ慌てなくてもその中には入れるでしょう。
10時15分を待ってボタンをクリック。
カードのセキュリティコードを入力してIRCTC のパスワードを入力して、表示されてる文字を入力して、予約完了です。
やったね♪
しかし、次に表示された画面を見て衝撃を受けました。
TQWL1
ええええーーーーーー!、!!、
勝負に負けとるやないかーーーーい!
なんでやねん!
くっそー、余裕ぶっこきすぎたわ!
こんな確定してない状態では次の宿の予約もできないし、何も予定が立ちません。
だからもうWLのチケットは買わないと決めてたのに、予想外にもWLになってしまって動揺が隠せません。
早い段階で昇格して席が与えられたらいいけれど、ヤキモキした状態で過ごすなんて何も手につきません。
本当はチケットが取れたら映画を観に行こうと思っていたけれど、そんな気にはなれません。
放心状態です。
たまたま宿で子連れの日本人女性と知り合い、シラトリとは逆方向からチェンナイにやってきたとのことで情報交換をしました。
一緒にランチを食べに行きました。
チキンビリヤニです。
そして彼女のちびっ子たちと仲良くなり、遊んでいるうちに1日終わってしまいました。
でも何もする気にならなかったし、子供達と一緒に走り回ったりして気が紛れて良かったです。
尾てい骨には響きましたけど。
やはり、こんなに痛みが長引くって絶対骨折かヒビは入ってますよね?
どうですか?
先生!
診断結果をお願いします!
勝負に負けたシラトリはなかなか寝つけませんでした。
チケットが昇格してるのではないかと夜中の3時くらいにも確認しましたが変化なしでした。
そしてそのまま予約しているチケットの当日になってしまいました。
朝に確認しても変化なし。
タトカルのWL1のシラトリ、そし子連れの彼女は逆方面行きの普通のWL1と2を持っていて、お互いチケットが昇格するのを待っていました。
実は前日、彼女のチケットはまあまあ早い段階でconfirmedになったのです。
しかし起きて確認したらまた元のWLに降格したそうなのです。
シラトリはタトカルなのにずーっとWL1から変化なしです。
どうするべきか。
数分おきに確認しても変化なしです。
そんなことを繰り返していたら、とうとう昇格してconfirmedになったのです!
ほぼ諦めていたので他の行き先に心が傾いていたので、何も言えねー!
って感じでした。
しかし油断は禁物、いつ降格するかわかりません。
席が確定するまでは気が抜けません。
とりあえず昼食に行くか。
ミールスとラッシーです。
13時半頃にSMSで席確定のお知らせが届き安心しました。
それからやっと次の宿の予約をしました。
結構バタバタでチェックアウトし、Uberで駅に向かいました。
この前、チェンナイまで来た時の列車はカーテンは取っ払われていてなかったのでカーテンは廃止になったのかと思っていましたが、今回の列車はカーテンがあります。
そして今回の寝台ご近所さんは挨拶程度の会話はするくらいの距離感の人たちでした。
なかなかフレンドリーな人には当たらないですね。
そして先ほど、予約していた宿からキャンセルしたと意味不明のメッセージが届きました。
なんでやねん!