オートリキシャでホスペットに辿り着いたシラトリは寝台バスが出発するガネーシャトラベルに向かいました。
そこでチケットを見せて確認した後、ランチへGO!
Googleマップの口コミでなかなかの高評価の店だけあって混んでいました。
ミールスしか選択肢がないみたいでしたがそれでよかったので注文。
ミールスが運ばれてくると、隣のテーブルの親父がチラチラこちらを見ています。
つーか、オヤジも同じものを食べてるのに何が気になる訳???
さぁ、食べようかと思った途端、オヤジが素早く自分の席から立ち上がり、シラトリの席にやってくるや否や、上に乗っていたチャパティをオヤジが容赦なく素手で掴み、何やらジャスチャーで訴えかけてくるのですがさっぱりわかりません。
てか、一瞬の出来事すぎてシラトリの思考回路は停止。
なぜチャパティを???
あんたもそれ食べてたやん?
見かねた店主が皿を持ってやってきて、英語で説明してくれました。
その皿にとりあえずチャパティを置く、的な?
チャパティの下には実はライスが隠れていて、チャパティをつける汁とライスにかける汁が決まっているみたいなのです。
別にどの汁をかけても良さそうだけど。
インド人たちはチャパティを食べ終わった後にライスが後からサーブされていましたが、なぜかシラトリだけはチャパティとライスが一緒に出てきたので隣の席のオヤジはそれを説明したかったのかもしれません。
でも他人のチャパティを素手で掴むなよ。
あんた、今まだ食べてる途中なんだから、そのねぶりたおした手であたくしのチャパティを鷲掴みすんなやー!
まあ、オヤジも悪気があったわけではなく親切心からなんだろうし、鷲掴みにされたのがチャパティで良かったし、これも旅のスパイス的な出来事のひとつだと思うことにしたとかしないとか。
もう何言ってんだか自分でもよくわかりませんが。
そして、この店でも食事中にもかかわらず、シラトリの前の席に座っていた家族連れがインド人お得意の質問からのセルフィー攻撃です。
面倒なのでジェスチャーで断りました。
だいたい質問に答えたところで会話を続けるスキルもないくせに聞いてくんなよ。
日本という答えが返ってきたら、日本に関する何かしらで会話を続けろよ、って思います。
例え「日本」以外の答えであれ、会話を続ける自信があるやつだけ聞いてこい!
一旦、ガネーシャトラベルに戻ったものの、バスに乗る前に顔面を洗ったりトイレに行こうと思いバスターミナルに行きました。
そしたら有料トイレしかありませんでした。
有料でもいいけど、金取るんだったらそれなりのクオリティであってくれ!
そう願ったところでインドクオリティー。
無料トイレより酷いんじゃないの?
蛇口が機能している洗面台は一個しかないし。
こ、これは、並んで用を足す的な感じでしょうか?
一瞬、この便器を見て男子トイレかと思って料金係に聞いたら女子トイレで間違いなかったです。
17時半発のバスは意外にも早めにガネーシャトラベルに到着し、動画ばかり観ていて仕事をしてる気配のなかったスタッフがここぞとばかりに声をかけてくれました。
ちゃんと仕事するじゃん!
今回も敢えて2人用寝台を予約しました。
すると、シラトリの隣には誰も来ることなく、ひとりで寝台を独占することができました。
そして、今回の車掌はトイレや食事休憩のたびに車内を歩きつつ大声で叫んで叩き起こしてくれるので、毎回逃すことなく休憩できました。
とりあえず大声が聞こえるたびにカーテンを開けていたのですが、すると毎回、トイレだよ、とか食事だよ、と車掌が教えてくれました。
運転手も親切で、毎回シラトリが降りるたびに
トイレの場所はあっちだよ
と教えてくれました。
バスがムンバイに入ると車掌がどこで降りるのか確認しにきてくれて、インドで乗った寝台バスの中でスタッフが1番親切でした。
バスは1番ボロかったけど。
※同じ記事が何回も投稿されているようですが、それだけネット環境が悪いんだなぁと思ってください。