優秀なドライバーと車掌のお陰でほぼ予定通りの朝7時半頃、バスを降りました。
遅れることを想定していたので、っていうか、早く宿に着いてもチェックインできないことが多いし、遅れて欲しかったというのが本音だったりします。
とりあえず、その場にずっといるわけにもいかないのでUberで宿に向かうことにしました。
2台ほどドライバーにキャンセルされ、宿に到着したのは8時半頃だったと思います。
インド最後の地となるムンバイでは比較的空港から近く、評判の良い宿の女性専用ドミを予約していました。
しかし、いざ到着してみると全然どこがいいのか疑問の宿でした。
そもそもレセプションの若い男性は現地語しか話さず、意思疎通が困難。
とりあえず荷物を部屋に運び入れてくれたのはいいけれど、まだチェックインの時間前である。
しかも宿泊代を払ったらお釣りがないらしい。
ファイブミニッツと言っていたので、どこかで両替してきて5分後にお釣りを渡すということかと思ったのに、5分以上経っても全然お釣りをよこす気配がない。
どうなっているのか確認すると女ボス的な人物に電話をかけ、電話を代わられた。
女バスが後から来るっぽいので、渡した宿代は一旦回収して女ボスに払うことにした。
ってか、お釣りがないのに代金受けとんなや!
あほ!
そうこうしているうちに女ボスらしき人物が現れたので宿代を払おうとしたら請求額が本来の金額より高いじゃないですか!
違う!と指摘すると勝手にアーリーチェックイン代として100ルピーを上乗せしていました。
はぁ?????????
誰がアーリーチェックインを希望した???
若い男が勝手に荷物を部屋に入れたんだろうが!
それならそれで最初に説明しろや!
ベッドに寝てたわけでもなくずっと共有ルームにいたし!
シラトリ激怒である。
そして上乗せされた100ルピーはなかったことになりました。
だいたいどこの宿でも洗濯物を干せるスペースが屋外にあるのですが、この宿は部屋の中の一角に物干し台があるだけで、既にその物干し台はたくさんの衣類で埋まっている状態。
部屋の中にシャワー室やトイレが2つずつあり、常に水の音や換気扇の爆音が聞こえてきてうるさいし、トイレはしょっちゅう水浸しだし、洗面台だけは1つしかないので誰かが使っていたら使えません。
普通は部屋以外にも共用トイレや洗面台があったりするものですがこの宿にはありません。
今後はドミ部屋の中にトイレやシャワー室がある宿は選択しない方がいいなと思いました。
そして手動式ウォシュレットのある国のトイレはだいたいどこも水浸しなので、そういう国のトイレはしゃがむタイプの方がいいです。
洋式だと便座がビチャビチャで清潔感がありません。
しかも最悪だったのが、超いびきのうるさいインド女性がいて二日間ともほぼ眠れませんでした。
マジいびきがうるさいやつはドミに泊まんなっつーの!
超迷惑!
とか言って、シラトリも疲れてたりしたらいびきをかくかもしれませんw
同部屋の欧米人女性も「凄くうるさかった、眠れなかった」と他の部屋の人々に愚痴っていました。
この宿では東京に住んでいるという日本語はほぼできないアフリカ系フランス人男性と会ったのですが、彼はIndiaのことをインジャと発音するので、最初何のことを言ってるのかわかりませんでした。
に、忍者?
と思ったり、ちんぷんかんでした。
インド人のことはインジャン。
どこかの地方でジャンケンのことをインジャンというところがあったよね、と思ったシラトリなのでした。
ムンバイでは巨大洗濯場のドービーガート、チャトラパティ•シヴァージー•ターミナス駅、インド門などを観光しました。
インド門には撮影して金を取るというインド人がたくさん溢れていて、観光客と同じくらいいるんじゃないかってほど大勢います。
みんな同じ格好をしてカメラをぶら下げています。
日本でいう立ち食いそばみたいな感じでパオバジしました。
移動日、深夜、Uberで空港に辿り着き、チェックインです。
初めて搭乗するフライドバイです。
本当はエアアラビアに乗りたかったのですが、クレジットカードにセキュリティロックがかかったみたいで決済できなかったのです。
エアアラビアは乗り継ぎ時間が長いのですが、乗り継ぎ地のシャルジャ空港のラウンジがなかなか良かった記憶しかないので、エアアラビアに乗りたかったんですよねー。
しかもラウンジはガラガラのイメージ。
楽天カード、すぐロックがかかるから困る。
ロックを解除してもらってからエアアラビアのチケットを取ればよかったのですが、なぜかフライドバイにしてしまって後悔です。
ムンバイ空港のラウンジはあり得ないほど人で溢れかえっていました。
空席を探すのもやっとで、やっとのことで席に着いても食器類が片付けられないまま放置され続けている状態です。
そんな中、何か少し食べようかと皿に料理を取っていたのですが、そこへスタッフに何やら怒っているインド人男性登場!
どうやら「料理が変なニオイがする、傷んでいる」みたいなことを訴えています。
するとすぐさま全ての料理が撤去され、清掃やら消毒が始まりました。
あっぶねー!
あの怒った男性が現れなかったら食べるとこだったわ!
とりあえずビールだけ飲んでおきました。
体内をアルコール消毒です。
さようなら、ムンバイ。
さようなら、インド。