ひとり旅、ときどき日常

2023年3月に世界一周に再出発?!好奇心旺盛大人女子冒険ブログ

【イラン】ヤズドのバスターミナルとイランの宿事情

ヤズドのバスターミナルはGoogleマップで見た感じ町外れにあります。

宿に向かう前に次の訪問地イスファハンまでのバスチケットを先に買うことにしました。

シラーズからヤズドまでのバスも満席だったので前もって買っておいた方がいいし、後からチケットを買うだけのためにまたバスターミナルに来るのも効率が悪いので。


ターミナルの中に入り、インフォメーション的なブースが目についたので、その中にいた人に聞いたところ、券売機のようなもので買うジェスチャーをされました。

確かにみんなそれで買っているようですが、見た感じ現金では購入できないようだし、文字もペルシャ語です。

外国人にそんな機械を使いこなして買えるわけないだろう。

そんな機械を当たり前のように案内するイラン人のインフォメーションは不親切すぎだと思います。

(正直、イラン人の親切神話にだいぶ疑いをいだいていますw)


もうこいつに聞くのは無駄だと判断し、日付けとIsfahanと書いた紙をそこら辺の人に見せる作戦にしました。

すると、あっという間にイスファハン行きのバスを運行しているブースに辿り着き、無事にチケットをゲットできました。

ヤズドからイスファハン行きのバスは頻発しているようです。

英語もあまり通じないので定かではありませんが、1時間ごとにあるような感じでした。


一仕事終えていざ宿に向かいます。

と思ったのですが、バスを降りた直後はタクシーがそこそこいたと思ったのに、今は全く見当たりません。

参った。

ちょうど客を乗せた黄色いタクシーがやってきたので乗りたかったのですが、他に先約があるようです。

困った。

すると全く英語の通じない年配のイラン人男性が話しかけてきたのですが、どうやら白タクっぽい感じです。

しかし、全く言葉が通じないので意思疎通できません。

男性は娘に電話をかけ、英語ができる娘を介して話をしたのですが、この男性の要求する金額が直感でなんとなく相場より高いと感じました。

1,000,000リアル。

どうしようか悩んでいると、ちょうど目の前にローカルバスがやってきたので、運転手にGoogleマップを見せ自分の宿をアピールすると「乗れ」というジェスチャーをされたので、そそくさとバスに乗りました。

あばよ、白タク。

 

このバスには運転手の他に車掌みたいな人が乗っていて、イラン人では珍しく英語で話しかけてきたので色々話したのですが、彼は車掌ではなく弁護士でした。

なるほど、だから英語ができたのね。

一体このバスはどこまで行くのかなーと思いながら乗っていると、街のバスターミナル的なところで降ろされました。

ここからタクシーで行けと。

確かにそこにはタクシーブース?みたいなところがありました。

ちなみにバス代は運転手の好意?弁護士の好意?でただでした。

 

タクシーブースで宿を伝えると、なぜかまたバスを案内されかけたのですが、宿は大通り沿いではないので、バスだと宿に辿り着くのに苦労しそうだったのでバスは拒否しました。

そこからタクシーで宿まで200,000リアルでした。

ちなみにドライバーの名は「アリ」でした。

タクシーを降りた途端、突然雨が降り出して、目が開けられないほどの砂混じりの風まで吹いて、しかも宿の入り口がどこかわからないし、なんでこのタイミングやねーん!!!

しっちゃかめっちゃかになりながら、どうにか宿の入り口を探り当てたのでした。

そんな思いをしたのに宿に入るや否や、すぐ雨と風はやみました。

嫌がらせかー!

 

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イランは宿を予約する際に一般的な予約サイトから予約することができません。

今回の旅で活用しまくっているbooking.comにもイランの宿は掲載されていません。

1番最初のシラーズの宿はたまたまオフィシャルのサイトがあり、そこからイラン渡航前にワッツアップで連絡を取り3泊50ドルで予約をしました。

本当はもっと安い宿にしたかったのですが、凄くレスポンスが早く、対応が良かったので断り切れず予約をしてしまったのでした。


ヤズドの宿はGoogleマップで安そうな宿を見繕ってシーラーズから直接電話をして予約しました。

 


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朝食込み一泊12ドルです。

たぶん10ドルでもいけた感はあります。

が、勝負せずに無難な12ドルをこちらから提示してしまったのでそのまま決定したのですが、そもそも定価が12ドルでした。

リサーチ不足でした。

なので10ドルでもイケたんじゃないかなと思った次第です。

シングルを予約したのに勝手にアップグレードしてくれたみたい?

 

ヤズドは砂漠が近いからか、細かい砂が常に舞っているようです。

パソコンを開いているとあっという間にキーボード周りはザラザラです。

 

洗濯物も外には干さない方がいいです。

洗濯がしたいと言ったら、たらいと洗剤を貸してくれました。

風呂場に鉄の棒が貫通していて、洗濯物を干すのに最適です。

しかもイランは乾燥しているのですぐ乾きます。

夜に干せば、薄手のシャツやTシャツは朝には乾いています。

たらいと洗剤はそのまま最終日まで借り続けるのでした。


初日は近所を散歩する程度で一日終了。