ヤズド2日目はゾロアスター教のファイアーテンプルからのタワーオブサイレンスを目指します。
タワーオブサイレンスとは、かつて鳥葬が行われていた場所です。
その前に朝食をいただきます。
野菜は丸ごとのきゅうりとトマトのみ。
たまごを何個食べるか聞かれ、2個で目玉焼きを作ってくれました。
「エッグ、ワン?ツー?」みたいな感じで。
周りの地元客を見ているとスクランブルエッグなども対応してくれそうでしたが、自動的に目玉焼きが出てきました。
ちなみに朝食の内容は3日間、一切変わることはありませんでした。
毎日同じです。
宿から歩いて街を観光しつつファイアーテンプルに向かいます。
ファイヤーテンプルって確かアゼルバイジャンにもあったよなーなんて思いながら、辿り着きました。
このシンボルマーク?が左手にリングを持っていますが、これは簡単に言うと約束を意味し、これが結婚指輪のルーツになっているんだって!
へぇ!
へぇ!
へぇ!
マジで勉強になりました。
説明、ちゃんと読んで良かった!
翻訳して読んだんですけどね。
さて、次はタワーオブサイレンスです。
ファイヤーテンプルの前のバス停からバスに乗るんだったよね、とGoogleマップを確認すると、なんと、「間もなく営業終了」の文字が飛び込んできました。
なぬー!
昼休みかよ!
ノーチェックだったわ!
営業再開は17時。
今から向かったところで昼休み真っ只中で、そこで17時まで時間を潰すってかなり時間の無駄です。
どうしよう。
呆然とただバス停のベンチに座り続けるしかありませんでした。
すると、ベンチに座っていた男性が話しかけてきました。
タワーオブサイレンスに行くのか?
それならバスで行ったら安いよ。
(わかってるよ、でも間もなく営業終了だし)←シラトリ心の声
わたしはローカルガイドで客のロシア人の老夫婦とこれからサイヤスカセに行ってタワーオブサイレンスに行くけど、良かったら一緒に行く?
(さ、さいやすかせ???なに??)
サイヤスカセが何かはわかりませんが、とりあえず値段を聞いてみると10ドルとこのと。
ちっ、ただでいいよ、とか言ってくれるのかとちょっと期待してたのにw
てか、10ドルは高い。
お金がないアピールをします。
3,000,000リアル(6ドル)で合意し行くことにしました。
ガイドはその名も「アリ」です。
またまたアリです。
タワーオブサイレンスはヤズドには6か所あるそうで、これから向かうのはチケットも必要なく24時間いつでも行けるタワーオブサイレンスだそうです。
まず、サイヤスカセに向かいます。
てか、なんなのー!
サイヤスカセって。
正解はSaryazd castle でした。
ここはなかなかよかったです。
旗とか、装飾が余計だなと思いましたが。
(1枚目の左側の方に写っている紐の暖簾のようなのとか)
「さいやすかせ」ことSaryazd castleのあとはタワーオブサイレンスに向かいます。
土が盛り上がった丘を登って、さらに階段を上って・・・
死後2~4日くらいは遺体をタワーオブサイレンスから見えるこの建物の中に安置しておくみたいです。
石が敷き詰められているところに遺体を置きます。
肉がなくなり骨だけになったら真ん中の穴に骨を入れるんだとか。
このCham村のタワーオブサイレンスは周りの景色も凄く良くて、静かでいいところでした。
全く一匹たりとも鳥の類を見かけませんでしたが、タワーオブサイレンスが現役の頃は相当な数のハゲワシが生息していたのでしょうか。
その後、ガイドの友達だというおばあさんの家に立ち寄り、お茶をいただきました。
友だちと言っているけれど、純粋な友だちというよりビジネス友だちって感じですね。
おばあさんは途中で手作りの何に使うのかよくわからない謎の小物?を出してきて、ロシア人が(仕方なく)買っていました。
シラトリは全く買う気はなかったので、買わないぞオーラを出しまくり、あまりそちらの方を見ないようにし、ずっとスマホを見続けていたこともあり、なおさらそれが何なのかわかりません。
でも毛糸で作ったもののように見えました。
今回向かったタワーオブサイレンスと、このおばあちゃんの家とはCham村というところにあります。
おばあちゃんの家です。
途中で立ち寄った樹齢1000年?だかの木だそうです。
あと、何か有名な建物のようでしたが何か不明。
その後はヤズドの街へ戻り、アレキサンダープリズンを見学し、解散となりました。
翌日も、どこだかに観光に行くから興味があれば連絡をするようにと言われていましたが、もはや、その場所がどこなのかも覚えていないくらいシラトリ的に興味がなかったようです。
ヤズド滞在中は毎日ずっと曇りで時々雨が降ったりで、晴天の日が1日もありませんでした。