5月4日、アルメニアのエレバン行き10時発に乗り込むと、シラトリの席に男性が座っていました。
え、また、今日のバスじゃないチケット!?
と一瞬焦りましたが、男性が間違っていたようでした。
バスは40分ほど遅れて出発しました。
出発したと思ったのに、すぐまた停まり、水を積み込んだりガソリンを入れたりし始めました。
そういうのって事前にやっておくものじゃないんですか。
と思ったものの、それは日本人的感覚であってイランでは違うようですね。
そういうのも含めての出発時間なのでしょうね。
なんやかんやで実際にはほぼ1時間遅れでの出発です。
軽食付きです。
もう早くテヘランを離れてくれー!
鼻水、鼻詰まり、咳に困り果てていたシラトリはテヘランに来てからというものイランをいち早く離れたくて仕方ありませんでした。
実際にテヘランから離れれば離れるほど、イランから離れれば離れるほど、症状は改善しました。
イランの大気汚染、どんだけー!
エレバンまでのバスは約24時間後に到着予定です。
長旅ですが、今までの長距離バスの中で1番マシなバスでした。
このバスに限らずですが、イランの長距離バスはミネラルウォーターは各自欲しい人が勝手に取るスタイルのようです。
ミネラルウォーターといってもペットボトルタイプではなく、飛行機で提供されるようなパックタイプの物です。(飛行機のより容量は多め)
ちょうど13の席の乗降口の所に冷蔵庫的なのがあってそこから取ります。
入りきらない分は床に段ボールごと置かれていたりします。
最終的に4パック飲んだと思います。
今まで乗ったイランの長距離バスは所要時間6時間くらいだとトイレ休憩は1回しかなかったりして、トイレ休憩が少ないと思っていました。
しかし、エレバンまでのバスは結構マメにトイレ休憩や食事休憩がありました。
1時ごろに国境につきました。
寝ぼけ眼のままみんなについて行ったので、両替屋はあったのかもしれませんが見かけませんでした。
その代わり、闇両替人?がここにも数名いて、結局その人から両替してもらいました。
バスで通路を挟んで隣のイラン人が交渉してくれたので、レートもお任せです。
1,400,000リアル(イラン)で1,000ドラム(アルメニア)とのことでした。
その時は全くわかっていなかったのですが、後から考えるとレート的にはそんなに悪くなかったんじゃないかなー?
シラトリは12,450,000リアル持っていたのですが、9,000ドラムには少し足りなかったようで中途半端にリアルを返されてしまいました。
いやぁ、返されても困るんだけど・・・
と思っていたら、隣のイラン人が100,000を出してくれて9,000ドラムを手にすることができました。
なんかあっという間の出来事できちんとお礼ができなかったのが心残りです。
どうもありがとう。
イランでは米ドルを120ドル両替して、その残りが12,450,000リアルだったということです。
シーラーズの宿は50ドルを米ドル現金で支払い、ヤズドの宿でも36ドルを米ドル現金で支払いました。
イスファハンの宿では6,060,000リアルをリアルで支払い。
テヘラン宿では26ドルと200,000リアルを現金で支払いました。
荷物と共に歩いて橋を渡ります。
途中で電飾がイランカラーからアルメニアカラーに変わりました。
その後はひたすら待ちます。
5時くらいまで?
眠すぎてよく覚えていません。
またバスに乗り込みます。
8時40分、休憩です。
なんと、ここでアルメニアのSIMカードがゲットできます。
この赤い車です。
アルメニアにはそんなに長く滞在する予定はないのでSIMカードは必要ないと思っていたのですが、やっぱりあった方が便利だと思い購入しました。
5GB、通話つきで2,000ドラム(700円)です。
テヘラン10時発のバスがエレバンのセントラルバスステーションに到着したのは26時間後でした。
予定通りの24時間で到着できることもあるんでしょうか。
バスステーションから宿まではヤンデックスという配車アプリで900ドラムでした。
ホント配車アプリは助かりますね。