ブラジルのフォズドイグアスからパラグアイのイグアス居住地まで移動すべく、宿から歩いてバス乗り場まで向かいます。
その前に、宿に大きな荷物を預けていきます。
今後の移動としては下記のイメージです。
フォズドイグアス(ブラジル)2泊
↓
イグアス居住地(パラグアイ)5泊
↓
フォズドイグアス(ブラジル)1泊
↓
プエルトイグアス(アルゼンチン)2泊
何でまたフォズドイグアスに戻ってくるのかというと、パラグアイから直接アルゼンチンに陸路で行くことはできず、絶対にブラジルを通らなければ行くことができないと知ったからです。
フォズドイグアス、パラグアイ、プエルトイグアスと移動するにあたり、ここら辺の位置関係や移動が自分的にはかなりややこしくて、何人もの旅人に聞きまくりましたw
地名も似ているので頭がこんがらかりまくりでした。
そして、みんながこのルートが一番効率がいいとアドバイスしてくれたこともあり、このルートに決めたのです。
アドバイスをしてくれたみんな、どうもありがとう!
それならどうぜブラジルに戻ってくるのだから大荷物を引きずり回すより置いて行った方が楽と判断したのです。
ただ、ブラジルを通らなければいけないとはいえ、パラグアイからアルゼンチンに同日中に行くことも可能なのですが、リオのカーニバルが終わった後は特に急ぐ予定もないので再度フォズドイグアスの同じ宿で一泊して荷物回収です。
さぁ、フォズドイグアスの宿をチェックアウトして荷物を預けてパラグアイのイグアス移住地に向かいますよー!
と思ったらここで事件発生!
なんと、荷物を預かってもらえないというのです。
えーーーーーーーーーーーーーー!?
後日また宿を予約していても荷物預かりは同日中以外は不可能とのことでした。
有料でも対応しておらず、どうしても荷物を預けたいのならその期間の部屋を予約必須とのことでした。
結構規模の大きな宿だったので、これは予想外でした。
ゲストハウスというよりはホテルだったし。
事前に確認しておくべきでした。
ダメだというなら仕方ない。
予定変更です。
宿のロビーでしばし考えます。
近くの他の宿を急遽予約してそこに荷物を預けていこうかとも思いましたが、その宿も荷物を預かってくれない可能性もあります。
後日宿泊するとはいえ、宿泊していない宿に荷物だけ持って行くのも気が引けるし、預かってもらえなかった場合を考えるとムダに体力も消耗するし結構なタイムロスになってしまいます。
なので大荷物を引き連れてパラグアイに向かうことに決めました!
bookingドットコムで予約していたこの宿はその場でキャンセル処理をしました。
キャンセル無料で助かったわー。
という訳で、パラグアイでは6泊し、その後はフォズドイグアスには宿泊せずそのままアルゼンチンに向かうということに変更します。
パラグアイ行きのバスはバスターミナル前の道路にあるバス停から乗ることができます。
もっと宿に近いバス停からも乗ることができるのかもしれませんが、よくわからなかったので安全策を取って確実なココから乗ります。
とは言え、バスターミナルから近い宿にしていたのでどっちみちここが最寄りバス停だったのかも?
バス停でバスを待っているとチラホラ他の乗客たちもやってきたので「パラグアイ?」とかジェスチャーでオレはパラグアイに行くアピールをしてバス停がここで合っているのか確認します。
ブラジルはポルトガル語なのでスペイン語と似ている部分もありますがポルトガル語はほぼわからないシラトリなのでした。
バスがやってきました。
15レアル。
バスに乗る時にイミグレーションで降ろしてくれとドライバーに伝えます。
そして言わなくてもちゃんとチケットをくれたので、イミグレーションから再度バスに乗る際にも安心です!
ブラジルのイミグレーションで無事に下ろしてもらい、出国審査をします。
道なりに歩いて行くとそれらしい建物があったのですが、なぜか工事中か何かで閉鎖されていました。
どうやら反対車線側にあるイミグレに行かなければならないようです。
なんでやねん!
反対車線側にあるのだから、そのイミグレは入国審査じゃないの?
と思いながら階段を大荷物と共に上ります。
何で階段なんだよー!
やっとのことで階段を上り、すぐそこにあったドアを開けると、そこが出国審査でした。
助かったー。
入国審査は奥の方の建物のようでした。
上がってきた階段を下ります。
そしてまた元の反対側へ戻ります。
やれやれ、、、
これがそのイミグレです。
さあ、今度は川の上の橋を歩いて渡っていきますよ。
パラグアイ側のイミグレで入国審査も終了。
ネット情報によると、そのままイミグレの外からバスに乗ればよいとのことでしたが、普通に考えてここにバスが停まるとは思えません。
写真を撮ったタイミングこそ車は通っていませんが、通る時はたくさん続けて通ります。
そんな中、ここにバスが停車して人を乗降させるだろうか?
そう思いながらバスを待っているとバスがやってきました!
すかさず手を挙げるも予想通りバスは素通りしていきました。
でしょうね。
バスの進行方向に向かって歩くとバス停がありました。
バス停から見える景色はコレ。
これをヒントにそこら辺にあるバス停からバスに乗ってくださいw
フォズドイグアスから乗ったバスと同じバスならば最初に貰ったチケットを見せればタダで乗れるのだと思いますが、同じバスがいつやってくるのかもわかりません。
なのでそのバスを待たずに来たバスに乗りました。
ダメもとで持っていたチケットを見せるもそれは違うと言われてしましました。
そりゃそうだ。
パラグアイの通貨は持っていないのでブラジルレアルで支払いました。
20レアル。
高くない?!
ちなみにバスの中に貼ってあった料金表ですが、その時は一体コレはどこの通貨かよくわかっていなかったのですが、よく考えたらアルゼンチンペソですね。
10分くらい?であっという間にシウダード・デル・エステのバスターミナルに到着です。
ATMがあったのでここでパラグアイの通貨を入手します。
ちなみに周りを見渡した感じ、両替人風の人は見当たりませんでした。
しかし!
故障しているのか、このATMで現金を入手することができませんでした。
シラトリが悪戦苦闘している間に他にも人が並びだしていたので「壊れているみたい」と言っていったん他の人に譲りました。
が、様子を見ていると普通に使えているようです。
なぜだ!?
ATMを使い終わった人が使い方を教えてくれて無事に現金を入手することができました。
どうもありがとう!
噂に聞いていたカードを挿し込んだ後、いったん抜いて再度挿し込むパターンのATMでした。
そんなATMがあるということを聞いてはいたけれどすっかり忘れていました。
現金を入手したしイグアス居住区のペンション園田を目指します。
ペンション園田に行くにはアスンシオン行きのバスに乗り41キロ地点で下りればいいということです。
他の旅人から入手した情報によると、緑のバスに乗ったら安く行けると聞いていたので緑のバスを探してみると緑のバスを発見!
でも緑というよりは黄緑のような・・・?
行き先を見てみると全然違いました。
正解の緑がどんな緑なのかわからないので発見するのは何気に難しいなぁと思い緑のバスは諦め、「41キロに行きたい」とバス会社のカウンターで聞きまくり、そこで待てと言われた場所で待ちました。
その間に作って持ってきたサンドイッチを食べます。
柵の中がバスターミナルの待合室です。
すぐバスが来るのかと思ったら全然来ません。
なのでまたバスターミナルの中に入ってブラブラしてみたり。
何時のバス?と聞いても「待て」と言われるばかりで一体いつ出発できるのかわかりません。
なんだかんだ1時間待ちました。
バスはやってくるのに全然乗らせてもらえないのです。
途中停車しないバスだから?
次またやってきたバスの運転手が「どこまで行くの?」と聞いてきたので「41キロ」というと、他のスタッフと何やら相談していましたが乗っていいよということになり、やっとバスに乗れることになりました。
14時頃に出発し15時半ころにバスを下りました。
41キロでちゃんと止まってくれました。
ありがとう、さよならー。
11時半にフォズドイグアスの宿を出発し15時半にイグアス居住地に到着です。