ペンション園田は念のため前日にメールで予約をしていました。
「2泊1名で女性ドミ希望」という内容をメールしていて、
「かしこまりました」という返事をいただいていました。
案内された部屋はコチラ。
ベッドが1つしか写っていませんが手前にもう1つあります。
冷蔵庫付きです。
これが女性ドミ?
ちょうどシラトリ以外に女性の短期宿泊者はいなかったようで他に誰か女性の宿泊者が現れれば相部屋になるということなのでしょう。
知らんけどw
長期宿泊者は長期割引でお得に宿泊できるようなので個室に宿泊していました。
という訳で、女性ドミ?ですが実質個室となりました。
ペンション園田に到着するや否や、お父さんと宿泊客が何名かが移民資料館にいて説明を聞いているからそこに合流したら?とお母さんが言うので、そこに行くことになりました。
それがコチラ。
中に入ると5~6名の日本人男性が既にお父さんの説明を聞いている最中でした。
そこに加わりお父さんの話を聞きました。
まず「あなたどこ出身?」と聞かれ、そこから話が始まります。
お父さんが日本を離れてパラグアイにやってきた時のことを話してくれます。
お父さんはだいぶ話し好きのようで次から次へと話題が途切れません。
先に来ている男性たちは既に飽きているようでありましたw
まだまだお父さんの話は続きそうでしたが、男性たちが夕食にアサードをするから農協に肉を買いに行きたいということで、あれよあれよという間にお父さんのお話は終了となりました。
それでも1時間は資料館にいました。
移住資料館には古い農機具や臼や杵、五右衛門風呂など、日本の古い物がたくさん展示されていました。
資料館から園田に戻ったあとはなぜか野球をすることになりました。
キャッチボールをするのに4人は必要らしく、暑いこともあってやりたがらない男子が多くてシラトリがやることになったのでした。
近くの野球場まで歩いて行き、キャッチボールやノックをしました。
久々に運動して楽しかった!
ペンション園田では食事は付いていませんが初日のみ「ウェルカムおにぎり」が提供されます。
卵焼き、ウィンナー、味噌汁付きです。
そして男性たちに混ざってアサードもいただきます。
アサードとはチリやアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイで食されるBBQ的なものです。
ペンション園田のお父さんとお母さんは麻雀が好きらしく、毎晩のようにやっているようなので麻雀好きな人は一緒にどうぞ。
シラトリは麻雀はできません。
翌日の昼も残ったアサードをいただきます。
園田にはまだ生まれてそんなに経っていないワンコもいました。
ニャンコもいます。
写真以外にもイヌ、ネコが何匹かいます。
もうすぐ赤ちゃんが生まれるというお腹の大きな猫もいました。
この日も何人かの日本人がやってきて、到着後は資料館へ。
お父さんの話が特に長かったのか何時間も戻ってきませんでしたw
ペンション園田は初日のウェルカムおにぎりの他に卵と米は食べることができます。
なので2日目の夕食はそれらを使って目玉焼きご飯をいただきます。
夜はトランプをしました。
その名も「ヤニブ」です。
負けた人はショットグラスでウィスキー?を一気飲みです。
そして夜は更けていくのでした。
3日目の朝です。
「ヤニブ」をみんなに教えてくれた広島男子が旅立っていきました。
みんなでお見送りします。
一緒にトランプをしたその他の男子たちは民宿小林に移動していきました。
シラトリも翌日は小林に移動します。
パラグアイでの滞在はイグアス居住区のみで6泊するので園田3泊、小林3泊します。
最初の予定ではパラグアイは5泊だったのでどちらの宿に長く宿泊するかで悩んでいました。
しかしながらフォズドイグアスの宿に荷物を預けることができなくなったことでパラグアイ滞在が6泊になり3泊ずつで悩まずに済んだので、めでたしめでたしです。
たまごの在庫がなくなっていたので、お母さんにたまごがないアピールをしたのですが、たまごが追加されることはありませんでした。
そういうこともありますのでたまごに期待し過ぎないようにしましょうw
園田宿泊も最終日なのでイグアス日本人移住地の散策をします。
この道を歩いて行くと、、、
農協に到着します。
食料品や雑貨など品ぞろえは豊富です。
農協では見た目日本人がたくさんいて、日本語が飛び交っています。
そのすぐ近くには鳥居もあります。
暑いからか誰もいません。
どこか懐かしさを感じさせる標語。
裏から見るとこうなっています。
お寺にも行ってみたら閉まっていました。
園田のお母さんからバナナの差し入れ?です。
夜はペペロンチーノを作りました。
今さらながらですが、安いパスタを買うとネチネチしているやつに当たることがあります。
このネチネチパスタを引き当てると炒めている途中に急激にネチネチしだして最終的には団子状になって収拾がつかなくなります。
日本でこんな風になったことはないし、ヨーロッパでもなったことはないです。
初めてこのネチネチパスタに当たったのは確かジンバブエで1番安いパスタを買った時だと思います。
最初はたまたまなのかと思っていたのですが、それ以来、安いパスタを買うとネチネチを引き当てるので安いパスタは要注意です。
このネチネチパスタについて誰もわかってくれる人がいなかったのですが、園田で出会った旅人が共感してくれて話がやっと通じてスッキリしましたw
夜は農協で買ってきたコロナを飲みました。
本当はパラグアイのビールを買いたかったのですが、どれかわからなかったので馴染みのあるコロナを買ったシラトリなのでした。
園田から小林に移動する日になりました。
朝起きて部屋から外を覗くとキッチン前の外のテーブルに珍しくお父さんがいて宿泊客たちと何やら神妙な面持ちで話をしていました。
恐る恐るその輪の中に入っていくと、なんと前日にみんなで見送った広島男子が夜中にバスジャックに遭ったというではないですか!
まさかそんなことがあったとは!
それこそバスの乗客全員が身ぐるみはがされたようです。
男性も女性も関係なく上半身裸にされてバスの下部にある荷物を入れるスペースに押し込まれ、その間に全て持ち去られたとのこと。
でも命が無事で本当に良かったです。
午前中に小林のお母さんが園田まで迎えに来てくれました。
事前に言っておけば迎えに来てくれます。
ルナともお別れです。
バイバイ。
余談ですが、園田の宿代はまんまと個室料金を請求されましたw
ドミトリーを予約していたと言うも女性には個室を案内しているとのことでした。
んー、ちゃんとドミ希望ってメールしてたのになぁ。
その差額は大きくはないので支払いましたが。
他の男性宿泊客にボヤいたら、それならそれで最初に言ってほしいよね、金額の問題じゃなくて何かモヤッとするよねとのこと。
全くもってそのとーり、ごもっともですw
初日、部屋に案内された時点で確認しておけばよかったね。
思い起こせばシラトリが到着した翌日にやってきた旅人たちも個室に案内されていました。
ちょうど宿泊客が少ない時期だったようで、だから部屋にも余裕があって個室に案内していたのかな?
という訳で、モヤッとしないためにも予約の時か、初日に料金を確認しておいた方がいいと思います。