フィッツロイでのキャンプは寒いです。
寝袋2つで正解でした。
内側に自分の寝袋、外側にレンタルした分厚い寝袋です。
正直言うと、それにさらにプラスで一番外側にはエマージェンシーシート?
アルミホイルのでっかい版みたいなので全体をキャンディのように包み込んで寝ていました。
あと、キャンプサイトには一応トイレもあります。
シラトリの知る限り2つありました。
まぁとにかく汚いです。
泥なんだかうんこなんだか何なんだかわかんない謎の物体で足元が覆いつくされていますw
でもそんなもんだと思って用を足すのみです。
もちろん電気なんてないしトイレットペーパーもありません。
スマホの灯りを使ってうっかり落とさないように気をつけましょう。
さてフィッツロイ3日目の早朝5時頃、トイレに行きたくて目が覚めました。
トイレに行くと外はまだ暗いのだけれど、なぜか曇っているような感じがしました。
きっと今日もダメなんだ、フィッツロイは燃えないんだ。。。
そんな風に思ってまた寝ました。
7時ごろ、小林仲間も起き出したので「今日もダメっぽい」とかそんな話をしつつ、ふとテントのファスナーを開けると、
なんと、
目の前に赤くなりかけのフィッツロイがぼわぁぁぁぁんと浮かんで見えているではありませんか!
「ヤバい!!!!燃えてる!!!!!」
慌ててふたりでテントを飛び出し、林を抜け、近くの広場?まで走りました!
7時16分。
7時17分。
燃えるフィッツロイ!
反対側の山。
もう終わりかな?
と思わせてからの燃え。
今日もいい天気です。
燃えるフィッツロイが見れたのは良かったけれど、欲を言えば暗いところからだんだんぼわぁぁぁぁ~~~んってなるところから見たかったなー。
諦めかけてテントの中でボケボケしてたのが悔やまれます。
喜びのジャンプ。
萌えフィッツロイの燃えタイム終了。
前日の早朝に偶然に会って一緒にトレッキングした日本人男性二人組は燃えてないフィッツロイを燃えていると思い込んで満足して一泊だけで帰ろうとしていましたが、シラトリが「あんなの燃えてない!」と否定したこともあり、予定を変更し二泊し彼らもちゃんと燃えるフィッツロイを見れたようです。
彼らは今日のバスに乗るとかで早めに下山していきました。
キャンプサイトには今日も鳥さんが遊びに来たよー!
カップルかな?
特に急ぐ必要もないのでチーム小林はのんびり11時前にテント撤収です。
11時過ぎ、下山開始。
さようならフィッツロイ。
燃えてくれてありがとう。
だんだん遠ざかっていくフィッツロイ。
だんだん雲がかかってきたかな。
13時40分頃、下山しました。
これにて2泊3日のフィッツロイトレッキング終了です。
もうやり切った感しかありません。
雲のない青空のフィッツロイも見れたし、燃えるフィッツロイも見れたし、トレッキングのタイミングはバッチリだったと思います。
フィッツロイトレッキングをする人へのアドバイス
・ヘッドライト(ヘッドランプ)はあった方が良い
・トレッキングシューズ推奨
・キャンプを予定している人はカトラリーの準備
・カップラーメンを持参したい人は手前の町で買ってくること
・キャンプをしたいけど一人だと不安という人はまず小林か園田に行ってみましょう
今さらですがフィッツロイの地図です。
本日のお宿はコチラ。
4人部屋ですがチーム小林のふたりだけでした。
遅めのランチ。
そばみたいなパスタ。
その後はレンタルしていた物を返却したりしつつ、、、
やはりアルゼンチンといえば、
アイスクリームです!
こんなところもあるんだなと今さら知る。
エルチャルテン到着初日は雨だったのであまり写真を撮っていなかったので撮ります。
世界一周を始める前や始めた初期はパタゴニアやフィッツロイトレッキングは全く考えてもいませんでしたが、旅で出会った仲間から色々な情報を得たり、一緒に旅したり、こうやってキャンプしたりして、ホント一期一会だなーと思います。
旅に出ようか迷っている人、とりあえず旅立てばどうにかなります。
「案ずるより産むが易し」です。
夕食は宿に併設のレストランでピザを注文して宿の共有エリアでいただきます。
レストランは宿泊者割引があります。
ビールは町の商店で買った物です。
翌日はエルチャルテンから移動します。
さて、どこへ行くのか・・・
※フィッツロイトレッキングは2024年3月20日~22日のお話です
※画像は一切加工していません