前回書こうと思って書き忘れたのですが、なぜルーマニアに来たのかというと、シェンゲン圏に長く滞在しすぎたためにシェンゲン圏から出る必要がありました。
次にどこへ行こうか考えた際に、シェンゲン圏でもあるポーランドは日本との二国間協定によりシェンゲン協定とは別に90日間の滞在が可能であるため、ポーランドに行こうと思いました。
しかし、その場合はシェンゲン圏外から直接の入国が条件です。
なのでシェンゲン圏外のルーマニアを選んだのでした。
今回、シェンゲン圏に滞在した日数は89日で、残り1日を残してギリギリでシェンゲン圏からの出国となりました。
スウェーデンでの出国審査では「日数を確認するから時間がかかるよ」と言われ、実際少し待たされました。
という訳で、ルーマニアに来たわけです。
ブカレスト到着初日はほぼ観光もせず、早めに就寝したので2日目は街歩きです。
まずブランチから。
既にできているおかずの中から好きな物を選んで店員さんが盛り付けてくれるスタイルのレストランです。
ルーマニア料理が食べたいと言ったらハンバーグみたいな肉団子みたいなのをおススメされたのでそれにしました。
ライスかマッシュポテトを選べたのでライスにしました。
さらに「サラダはどう?」と言われ、ちょうどサラダも欲しいと思っていたので「イエス」と答えたら、ルーマニアスタイルのサラダとか言って、数ある並んだサラダの中のどれがルーマニアンサラダかと思いきや、店員さんが取り分けてくれたのは・・・
これってただのピクルスなんですけど???
ピクルスは嫌いじゃないけれど、こんなに大量のピクルス・・・
って、全部食べましたけどね!
建物と重なっててわかりにくいのですが、靴がぶら下がっています。
たまに外国では電線にこんな風に靴がぶら下がっているのを見かけるのですが何なんでしょう?
どこか他の国でも見ましたよ。
遠目から見たら地球儀と見せかけて、ドラ???
最近塗り直したのかめっちゃ鮮やかでした。
レストランでトイレに行ったのに、急激にトイレに行きたくなってしまいました。
なんか、お腹の調子が優れない感じ。
ショッピングモールでもあれば、そこのトイレに行きたいところですが、あいにく近くにありません。
Googleマップで「toilet」と検索してみるも近くにはなし。
そんな中シラトリを救ったのは病院でした!
病院なら絶対トイレあるでしょう。
しかもデカい病院だし、普通に入ってトイレだけ勝手に使っちゃえー。
と思ったのに、敷地内に入った途端に警備のおっちゃんに呼び止められてしまいました。
なんだよー、普通には入れない系の病院かいー!
しかし、このチャンスを逃すと本当にヤバい事態になりそうだったので、「ここは病院でしょ?お腹が痛い。トイレOK?」と英語の通じないおっちゃんに身振り手振りでアピールし、どうにかトイレを借りることができました。
どうもありがとう。
助かりました!
でっかいバイオリン?
アゼルバイジャンもそうでしたが、旧ソ連の国は止まっているエスカレーター多すぎ。
地下道のエスカレーターね。
有名な彫刻?
モニュメント?
イタリア教会。
ブカレストは鳩の数がどこよりも多い気がしました。
ここ以外にも鳩が大量に止まっている電線とかいっぱいありました。
そして道路がガタガタのところが多いです。
途中で放置してんのかな?
って感じで、実際に作業しているところは1度も見かけませんでした。
可愛いホウキ。
ルーマニアのアテナエウム?
Googleマップによるとコンサートホールらしいです。
図書館。
入ろうと思ったのですが、なんか入るのに面倒そうだったのでやめました。
革命を記念する塔。
ルーマニア国立美術館。
入るつもりもなかったのですが、この日はお休みでした。
クレツレスク教会。
公衆トイレ発見!
有料かと思ったら無料だったので使ってみました。
あんまりキレイじゃなかったので一瞬迷ったんですけど。
でっかい公園です。
ブカレストは旧ソ連の他の国に比べて公園の緑が多いと思いました。
アゼルバイジャンなんかは木が全然なくて日差しを遮る物がない、照り返しもキツイただのコンクリートの公園とかが普通だったので。
そしてこの公園の凄いところはベンチの数が半端なく多いんです!
満席になることは100%ないと言っても過言ではないでしょう。
このエリア以外にもベンチは果てしなくありますから。
議事堂宮殿(国民の館)
よくわからないけれど古めかしい建物。
川沿いの建物。
全部徒歩で回ることができました。
この日、シラトリは髪の毛を切るという最大のミッションがあったのでした。
フランスのパリ郊外で切って以来です。
スウェーデンで切ることも考えたのですが、スウェーデンよりルーマニアの方が安いだろうと考え、ブカレストで切ることにしたのです。
前日に予約した美容室に時間通りに行くと、すぐ席に案内されました。
シャンプーとカットと簡単な乾燥のセットで165レイ(5,300円くらい)です。
フランスの時と同じイメージ写真を見せました。
が、写真を見た瞬間に固まっているように見えました。
こりゃあ嫌な予感がするなーと思ったのです。
めっちゃどんどん切って、全方向にレイヤーを入れられ、写真とは似ても似つかない仕上がりでフィニッシュです。
最初に見せた写真と似ても似つかない髪型です。
前髪にもレイヤーですよ。
堺正章が演じていた西遊記の孫悟空みたいな感じ?
「そんな昔の人で例えられてもわかんないよ」と思うでしょうが、だって、現代の日本人でこんなちんちくりんな髪型の人はいないので例えようがありません。
孫悟空か昭和の男性俳優とかにいそう?
そもそも女性のヘアスタイルじゃないだろ、って担当美容師にツッコミたいくらいです。
つーか、こんなレベルなら日本では美容師になれないのではないでしょうか。
今このまま日本の美容室に行ったら「ん~、もしかして自分で切りました?プププ」とか言われそうw
しかし、自分で切った方がもっとマシな仕上がりになったでしょう。
今またスウェーデンのオリビアに会ったら
「ネイ!!!」←ノーとかいいえとか否定の意
と言ってプイッとそっぽを向かれそうです。
リアルシラトリを知っている人に会ったら「ええええええ、あのサラサラヘアのシラトリちゃんがまちゃあき?!」と驚き、さらには爆笑することでしょう。
人生で1番変な髪型なのは間違いありません。
早く髪の毛が伸びることを祈るばかりです。
ここでいきなりルーマニア紙幣の紹介。
よく見ていませんでしたが改めて見ると、それぞれの紙幣に花が描かれていたり、色合いも可愛らしいですね。
この日の夜、寝台列車でルーマニアの北部に向かうためにバスで駅まで行きました。
空港から市内に来るときに使ったカードでそのままバスに乗ることができました。
写真では明るく写っていますが、夜の駅構内はだいぶ暗いです。
待合室。
入ってないけど。
マクドナルドで夕食。
部屋とトイレ。
上の段にしたのですが、ルーマニアの寝台列車の上の段はあんまり良くないです。
他の国の寝台に比べて超狭いというか天井が低すぎです。
座ることは不可能で、這いつくばって移動する感じです。
下の段の方が快適だと思われます。
ワインを持ち込んでみました。
同室はブラショフから乗り込んできた小さい女の子と両親の3人でした。
ルーマニアの寝台列車は結構揺れるし、騒音がうるさくてあんまり眠れませんでした。