怪しい空模様の中、「サンセット+スターライト」ツアーは出発しました。
心配していた人数も集まり、満員御礼の7名で出発です。
メンバーはデンマーク人カップル、中国人女性、中国人男性、日本人男性2人、そしてシラトリです。
天気は回復することなくウユニ塩湖に到着しました。
到着して車を降りると各々写真を撮り始めます。
やがてホダカで声をかけた日本人が言っていた通り、雨が降り出したのでした。
とは言え、まだ小雨程度です。
ウユニ塩湖といえばツアー参加者みんなで協力して撮るグループ写真も楽しみの一つでしょう。
鏡張りになったウユニ塩湖でみんなが一列に並んで椅子に座ったり立ったり、組体操の如く色々なポーズをしている写真を見たことがありますよね?
もちろんシラトリも楽しみにしていました。
ドライバー兼ガイドが車の後ろに積んでいた椅子を見せてデンマーク人カップルに言います。
「こういうのあるよ!」
すると予想外の反応が返ってきたのです。
「興味ない」
「やりたくない」
えええええ?!
あんたら何のためにグループツアーに参加したの?
しかも日本人御用達のホダカで。
だったらプライベートツアーにしなさいよ!
ってか、この椅子を何に使うかわかってんの?
あんたたち、見たことないの?
普通これやるでしょー!
と、あれこれ心の中で叫んだのは言うまでもありません。
しかも、ガイドも予想外の返答にやる気をなくしたのか、そのカップルに断られた後は誰に聞くこともなく、グループ写真はなかったことになってしまいました。
そんなことってある?!
聞いたことないです。
最悪です。
遠くの方では他のツアー参加者がグループ写真を撮っているのが見えました。
あーあ、やりたかったなぁ、、、
ちぇっ。
雨は小雨から本降りになりました。
雷も鳴っていましたが、虹が出ました。
雨も上がりました。
本来ならみんなでわいわいグループ写真を撮ってもらって盛り上がるんだろうけれど、見事にハズレを引きました。
ホント何かにつけてハズレ引くシラトリ、可哀想すぎないですか。
ドライバー兼ガイドもやることがなくなって車の中に引きこもってしまいました。
負のスパイラルです。
そして昼間は暖かくても陽が落ちてくると肌寒くなってきます。
なので防寒対策は重要です。
しかし、中国人女性はヘソ出しのキャミソール?にペラペラのアウターしか着てきておらず、寒い寒い言い出しました。
そして参加者一人一人に
「あなたもう帰りたい?」
と聞きはじめました。
おいおい、帰りたいのはお前だろ。
なに帰りたい人を募ってんだよ。
「まだ早すぎる」
と答えておきました。
だってまだ陽も落ち切ってないのに。
スターライトが始まってもいない段で帰るなんてアホか!
その後、なんがかんだ星空も見ることができました。
デンマーク人カップルはツアー終了後にバスでどこかに移動するらしく、早く帰りたいモードになってきました。
このカップルといい中国人といい、自己中以外の何者でもないでしょ、マジで。
そして通常より早めにツアーは終了し、帰路につくのでした。
その道中、車の中でスマホを見ていると、デンマーク女がシラトリのスマホの光が眩しいと言い出しました。
おいおい、どこまでワガママなの、こいつ。
100歩譲ってこれが深夜2時とかならわからなくもないですよ。
この時まだ21時ですよ。
お前は夜になったら電話の電源を切っているんか!
って感じです。
デンマーク人って、もしかすると初めて出会った気がするけど、こいつらのせいでとーっても印象が悪くなりました。
最初から最後までお前らのせいで忘れられない体験になったよ、悪い意味でな!
一生根に持つわ!
くそ!
ホダカに戻ってスタッフにハズレグループだった!と愚痴ったのは言うまでもありません。
マジでメンバーはかなり重要です!
ホダカは店前に参加者名簿が掲示してあるので、日程に余裕がある人はそれを見てどんなメンバーか予想し参加するかどうか決めるのもアリです。
実はシラトリはツアー出発前に「自分たちだけの世界を求めてる系カップルだったら嫌だなぁ」と言っていたのですが、まさかの的中でした。
なので欧米人カップルがいた場合、要注意かもしれません。
行く先々でハズレを引きまくるシラトリ。
いつになったらアタリを引き当てるのでしょうか。