突然ですが、実は先週、滝行に行ってきましたー!
仕事が忙しくて疲れ果てているだとか、頭が爆発したとか言っていながら、ちゃっかりプライベートでの楽しみを見出しているシラトリなのであります。
まだまだコロナ禍で海外にもなかなか気軽に行ける状況にならない中、先月急に思い立ちました。
思い立ったが吉日、ということで、とりあえず友達に声を掛けてみると行くというので日程を調整し、滝行ができる宿坊を予約。
そして先週、滝に打たれてきたのであります。
滝行は日帰りでも可能ですが、同じ東京都とはいえ、現地までの所要時間が結構かかるのです。
参考までに東京駅から電車、バス、ケーブルカーを乗り継いで3時間弱かかります。
なのでバタバタ日帰りするよりは一泊がおススメです。
当日は遠足気分でおやつもリュックに入れました。
現地の最寄り駅に昼頃到着し、駅付近の山里の蕎麦屋みたいなところで昼食をとる予定だったのですが駅のインフォメーションのおばちゃんが「この辺の蕎麦屋は混んでいる」だとか「上の方が景色が良くておすすめ」だとか言うので、まんまとその意見に乗ったのですが失敗でした。
上とはケーブルカーで上がった先の山の上のことです。
宿坊もそこにあります。
ケーブルカーを降りると、そこにはよくある観光地のお土産屋と食堂が合体したような店が2軒あるだけでした。
おい、おばちゃん、こういう店求めてないから!
確かにそばもあるけど、うどんもあるし、カレーもあるし、中途半端に色々ある店ね。
しかも食堂から景色なんて見えないから!
ったく、なんだよ、あのおばちゃん。
インフォメーション失格だわ!
しかし、滝行前に腹ごしらえをしなければ、ということで、しゃーなしにお土産屋兼食堂に入るのでした。
そば定食1,100円です。
まぁ、可もなく不可もなくって感じでした。
中途半端に色々なものを食べたい人におススメです。
その後、シラトリも友達も酒飲みなので、缶ビールやら何やら買って宿坊に向かいました。
今回お世話になった宿坊は静山荘です。
チェックインして少しくつろいで、15時からいよいよ滝へ向かいます。
ちなみに部屋はだいぶ広めで二間(ふたま)を一部屋にした感じでした。
宿坊から滝までは20~30分程度歩きます。
初日は滝までの道のりは結構遠く感じました。
参加者は日帰りの男性の団体と宿泊組はシラトリたち以外は一人参加の人たちばかりでした。
圧倒的に女性が多いです。
ってか、宿泊組の男性はひとりだけでした。
そして肝心の滝はというと、思っていた滝よりだいぶ小さめというか細めというか浅めというか、、、まぁそんな感じです。
男性は野外で、女性は青いテントの中で着替えます。
男性はふんどし一丁、女性は白装束です。
シラトリの友達は水着を持参していましたが、水着なんか着用せず、そのまま白装束を着ます。
とはいえ、結構な重ね着をするので透けることはありませんので安心してください。
なので荷物になる水着などは持参不要ですし、誰も水着なんか着ません。
そして着替えは迅速にしなければいけません。
ちんたら着替えている時間などありませんよ!
シラトリは女子4人中、1番着替えが早かったです!
滝行の前に準備運動的なものをします。
そして滝行は男性から行います。
最初に「エイッ!」と滝に気を飛ばしてから滝に入ります。
そして魂をみぞおちの辺りに抱いて揺らしながら「ハラエドノオオカミ」と唱えて滝に打たれます。
この際、いい声の男性がいると女子の間で「めっちゃいい声だよね」「イケボだよね」と話題になりますw
小さい滝に見えても実際に打たれてみるとなかなかのもんですよ。
それを3回繰り返します。
まだまだ水が冷たいので、滝に打たれている時はそうでもないのですが、滝から出て順番待ちをしている時が一番寒いです。
3回滝に打たれた後はまた即着替えて宿坊に戻ります。
ひとりずつ入浴をして夕食です。
夕食後は瞑想があります。
ちょっとこれに関してはよくわかりませんでした。
瞑想が終わり開放された後には、、、、
飲むしかないでしょ!
部屋に冷蔵庫はないので窓の外で冷やしていたのですが、考えることは誰も同じようです。
以前の宿泊者が忘れていったのか、荷物になるから置いて行ったのか、スーパードライの500とトリスハイボールの500が窓の外に放置されていたので、そちらもちゃっかりいただきましたー!
翌日も早朝から滝行だってのにね!
翌日は朝の6時集合で滝行に向かいます。
シラトリたちは5時半に起床しました。
寒いと思って羽毛布団を2枚掛けて寝たのですが、暑すぎて全然寝れませんでした。
でも意外とすっきり起きれました。
布団は押し入れに大量にあったので掛け放題で真冬でも安心です。
また前日と同じ道のりを歩いて滝へ向かい、また男性から滝行開始です。
前日は余裕がなくて写真も撮らなかったのですが、2日目は撮影しました。
ちなみに参加者以外は撮影禁止です。
自分は滝行しないけど、滝行している人を撮影するということはできませんのでご注意を!
みぞおちの辺りに魂を抱いて滝に打たれると言いましたが、そのポーズでみんなで写真を撮ったら、おにぎりを握っている割烹着を着たおばさんが横一列に並んでいる状態でウケましたwwww
滝行後は宿坊に戻り入浴して朝食、そしてチェックアウトです。
宿泊代はペイペイ使えます。
ちなみにコンビニは御嶽駅付近にもありませんので、現金は前もって用意しておきましょう。
数年前まで御嶽駅近くにセブンイレブンがあったようですが撤退したとのことです。
チェックアウト後は武藏御嶽神社にお参りしました。
御朱印帳も持参していたので御朱印もいただきました。
まだ桜が咲いていましたよ。
神社ではおみくじもひいて、お昼は山を下りてから念願のちゃんとした蕎麦屋でそばを食べました。
確かに並びましたが。
そして近くに酒蔵があるという情報を入手したので、酒蔵で寄り道して日本酒を飲んでから電車に乗りました。
酒蔵では一杯200円からお猪口で利き酒ができ、そのお猪口をお土産に持って帰ることができます。
おススメです。
ちなみに酒蔵の工場見学もできるようですが時間が13時と14時で、シラトリたちが到着したのが14時過ぎだったので工場見学はできませんでした。
下調べが足りませんでした。
しかしながら、なかなか有意義な2日間でした。
滝行はまたしたいと思いました。