実は何でも持って行く系旅人のシラトリです。
使うかも?だったら持っていく
荷物は少ないに越したことはない、というのが旅人の間で一般的に言われていることだと思います。
「使うかも」だったら持って行かず、必要な時に買えばいいというのが定番の考えではないでしょうか。
でもシラトリは使うかもしれない物は持って行きたい派ですw
もし「使うかも」で持っていかなかった物が必要だった場合、買いますよね。
そしたらその時点から荷物の仲間入りになります。
間に合わせで買った気に入ってもいないモノと旅するくらいだったら、多少荷物になっても気に入ったモノを最初から持って行った方がいいです。
トイレットペーパーとか使いきり、使い捨て前提の消耗品だったら現地で買っても問題ないですけどね。
いつか使うかもしれない物はやっぱり使う時がある
日常生活でも1年着なかった服は二度と着ることはないから処分した方がいいとか、○年使わなかった物は必要ない物だから処分した方がいいとか言いますよね。
でもシラトリはいつか使うかもしれないから、いつか着るかもしれないから取っておきたいんです。
そんなシラトリでも断捨離欲求はありますが、予想通りできるはずもありません。
実際に数年着てなかった服も数年後に着る事もあるし、数年使ってなかった物も数年後に使う事があるからです。
なんなんでしょうね~。
モノに対して愛着がありすぎるんですかね。
愛着と言うより執着かもしれません。
先月、ベトナムにも使うかもしれない物としてゴアテックスのレインウェア上下を持って行きました。
サパでトレッキングする予定だったので雨が降ったら着るかもしれないのと、北部なので雨が降らなくても寒くて着るかもしれないと思ったからです。
このレインウェアは数年前の富士登山のために買った物であり、その後、たびたび旅に連れては出るものの、全く出番がなかったアイテムでございます。
実際、サパでのトレッキングで着ることはありませんでしたw
というか、トレッキング自体に持って行きませんでした。
ホテルに大きな荷物と一緒に預けておきました。
「ほ~らね、だから使うかもだったら持って行かない方がいいんだよ」
と思った読者の方、全くその通りでございますw
必要な時は突然やってくる
しかし、この旅の間でこのレインウェアが大活躍する時が来るのです!
シラトリはサパでのトレッキング後、ハノイに戻り、ハロン湾1泊クルーズなどをし、もう一ヶ所立ち寄り、旅の最終地はホーチミンでした。
国内線でホーチミンに到着すると台風29号が絶賛大暴れ中でした!
台風が来るというのは数日前からネットで情報を得てはいましたが甘く見てました。
ホーチミンはかなりの土砂降り状態。
それなのに飛行機は沖止め。
飛行機から降りてバスに乗る数メートルの間にもずぶ濡れになるレベルです。
それから荷物をピックアップして宿近くのバス停まで109番のバスに乗ります。
バスはそれほど混んでおらず、余裕で座る事ができました。
大雨だからほとんどの人がタクシー利用だったんでしょうか?
シラトリ的にはラッキーでした!
そしてバスの中で荷物にレインカバーをかぶせ、自分もレインウェア上下を着るのでした。
靴は最初からサンダルだったので履き替える必要はなし!
バスに乗っている間も雨の勢いは弱まることはなく、バスを降りた時も土砂降り。
そこから宿まで歩いて向かわなければいけません。
荷物を背負って、傘をさして、冠水した道路をじゃぶじゃぶ歩いてやっとこさ宿に到着したのでした。
迷わずに辿り着いてよかった!
宿にチェックイン後も食料調達のため外に出ましたが、深いところでは膝下まで水位がありましたよ。
という訳で、「使うかも」で持って行ったレインウェアが大活躍でした!
だいたい必要な時は突然訪れるわけで、そんな時に必要な物を捜し求めて奔走するのは時間の無駄だし、それこそ体力の無駄でしょー。
そしてそんな時に限って捜し求めてる物がなかなか見つからない法則が発動したりしますよねw
だから何でも持っていく系旅人はやめられない。