まだ今年の旅行も終わってないのに既に来年の旅行のことで頭がいっぱいのシラトリです。
まだ1月だってのに気が早いですね。
先日、韓国人だけが使う謎の英単語について書きましたが、その流れでもう一つ思い出した事がありました。
それは韓国人だけが使う謎の英単語と出会ったカナダのワーホリから約2年後のオーストラリアのワーホリ時代の話です。
カナダのワーホリ中、語学学校に3ヶ月通い、中学1年レベルの英語力から中学2年レベルの英語力にレベルアップしたシラトリでしたが、まだまだ語学力は中学生。
オーストラリアのワーホリでも最初の1ヶ月だけ語学学校に通うことにしました。
その語学学校の生徒は8~9割くらいが中国人でした。
中国人は中国人でも大人ではなく子供です。
どうやら語学学校で英語力を身につけ、現地の高校に入学するためみたいです。
日本人と韓国人もいるにはいましたが1割程度でしょうか。
そんな中でシラトリ人生第二の語学学校生活が始まるのでした。
オーストラリアの英語はオーストラリア訛りがあり、「Day」をダイと発音するのは結構有名ですね。
一応、情報として知ってはいましたが、最初は慣れるまで違和感がありました。
そんな中、2人1組になってお互いの国について紹介しあう、みたいな授業がありました。
当然相手は中国人です。
中国人の男の子はシラトリに向かって話始めました。
「僕は中国から来ました。中国の首都はベイジンです」
え?!?!
シラトリはそこで驚いてしまい、シラトリとペアの中国人男子もシラトリの驚きで話すのをストップしました。
シラトリが驚いた理由はその時初めて「ベイジン」という単語を聞いたからです。
ベイジン?
中国の首都ってそんな名前だったっけ???
なんかこうもっと中国っぽい名前じゃなかった?
「ベイジン?」と聞き返すシラトリに中国人男子も「知らないの?」と聞いてきます。
「知らない・・・」
きっと中国人男子もショックだったことでしょう。
いかに中国が素晴らしいか、いかに中国は大国か、と小さい頃から刷り込まれて育ってきたであろうに、その大国の首都をご近所の国の人間が知らなかったのです。
中国の首都ってそんな名前じゃなくて、何かもっと違う響きだったと思うんだよな・・・と考えてみても全く思いつきません。
オーストラリアの首都キャンベラみたいな感じで聞いた事がないようなマニアックな都市が中国の首都なの?
いやいや、違う、でも中国の首都ってどこだっけ?
結果的に「ベイジン=北京」と知るわけですが、北京を英語でベイジンと発音するなんて知りませんでした!
北京は英語でもペキンだと思ってました。
シラトリが1ヶ月間、語学学校に1日も休まず通って手に入れた物は「ベイジン=北京」でした!
休まないで通った甲斐があったよね!
その数年後、既に日本に帰国してから北京オリンピックがあったわけですが、やはりシラトリ以外にも「ベイジン=北京」だと理解してない日本人は結構いました・・・