ひとり旅、ときどき日常

2023年3月に世界一周に再出発?!好奇心旺盛大人女子冒険ブログ

【アゼルバイジャン】パキスタン人と行くピンクレイク経由ビーチ

今日もまぁまぁ早起きをして、午前中から出かけたシラトリです。

多少風はありましたが今日も朝からいい天気です。

そう、今日はパキスタン人と海に行く日です。

 

パキスタン人が起きてなかったら困るので、「10時半頃にホステルに着くよ!」とメッセージを送りました。

今日はちゃんとすぐ返信がきて、「問題ない」とのことでした。

きっかり10時半にパキスタン人のホステルに到着したシラトリです。

さすが時間に正確な日本人です。

 

パキスタン人の部屋に入ると、毎度お約束のインド人ともう一人のパキスタン人がやはり男同士でベッドで寝ていました。

そしてバサバサのお菓子とチャイをまた出してくれました。

 

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10時半きっかりに迎えに行ったのに何やかんややっているうちに11時も過ぎ、パキスタン人のホステルを出発し、バスに乗ったのは11時半過ぎでした。

最初に65番のバスに乗り、525番、535番と2回も乗り換えしなければいけないルートです。

他にもっといいルートがあったのではないかと思うのですが、パキスタン人に任せた結果このルートになりました。

しかも途中でバスを降り損ねてしまい、乗り換えのために降りるはずだったバス停まで歩いて引き返すというハプニングも。

 

実は昨日、パキスタン人と痴漢バスの話をしている時に

「このバスはパブリックバスではなくてチャーターバスだ」

と説明したかったのですが、「チャーター」がパキスタン人に通じず、なぜかグーグル翻訳でもパキスタン語ではCharterが翻訳されないとのことで困りました。

 

www.shirat0ri.com

 

そこでシラトリは知恵を絞り、

「今ロックダウンでどこも飛行機が飛んでいない、でも政府がチャーター便を飛ばしたりするでしょ」

というような例えを出したらやっと「チャーター」が通じました。

それからなぜかパキスタン人は「チャーター」という言葉が気に入ったようで、やたらチャーターを連呼し、今日もバスに乗っている時に

「このバスはチャーターバスではない」

とか言って、ひとりでウキャキャ楽しんでいました。

 

バスの運転席はコロナ対策なのかビニールシートで覆われていました。

しかしそれは最初に乗ったバスだけでしたが。

 

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途中、ピンク色の湖を通りました。

シラトリ的にはビーチより、こっちの湖の方に興味をそそられました。

湖の周りにある家の屋根もカラフルで可愛かったし。

しかし、パキスタン人は全く興味がないようでした。

 

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走行中のバスの中から撮ったからわかりにくいですね。

でも、だいぶピンクでした!

 

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ピンクレイクを過ぎると比較的すぐ終点です。

という訳で、13時過ぎにやっとビーチに到着です。

 

見てください、この程度なんですよ、アゼルバイジャンのビーチなんて。

 

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ビーチの砂は茶色くて、そして踏み固めたようにカチカチです。

水も特に奇麗だということもなく・・・

 

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なんとも退屈そうな海です。

 

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でもシーズンになればたくさんの人で賑わうのか、バンガローでもない、庇っていうのか日よけ的なモノが付いたテーブル&ベンチがズラリと並んでいます。

なかなかこれはいいよね、と思いました。

無料なら。

 

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シーズンなら売店も営業するんだろうけど、さすがに今はコロナの影響もあってか営業している様子はありませんでした。

だからどこでも座り放題です。

メンテナンス作業をしている人はチラホラいました。

パキスタン人と二人でベンチに座って休憩していると、メンテナンスしていた人に「チャイはどうだ?」と聞かれ、チャイを飲むことに。

しかし、これがなかなかチャイが出てこないんですよ。

どこまでチャイを淹れに行ったんだ?と痺れをきらすレベルの遅さです。

 

するとパキスタン人がいきなり「キスしていいか」と聞いてきました。

ギョエーーーーーーーーー!

絶対無理!

シラトリ、ピンチ!

痴漢バスからパキスタン人は何かが吹っ切れたのかもしれません。

今までそんなことを言うような人じゃなかったのに。

全力で拒否するも「好きだ」とか言い出す始末。

ホントにインド人やらパキスタン人は好きだの愛してるだの簡単に言いすぎでは?

 

そこでシラトリは

「日本ではキスはワイフ&ハズバンドしかしてはいけないんだよ」

と言いました。

パキスタン人は「知らなかった!初めて聞いた!」と心底驚いていました。

(そうだそうだ、驚け!そして信じろ!)←シラトリ心の声

 

するとパキスタン人は疑問に思ったようで

「結婚前の男女はキスはしないでファッ〇だけするのか?」

とのこと。

なるほど、そうきましたか。

「ノーキス!ノーファッ〇!オンリーハグ!」

シラトリ、冴えてます!

 

シラトリの素早い機転によって無事ピンチを脱出し、やっとのことでチャイもきました。

ちなみにパキスタンではどうなの?と聞いたら「ベリークイックリーだ!」とのことでした。

 

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チャイはこれで10マナトでした!

高い!

物価の安いアゼルバイジャンで10マナトとはぼったくり価格です。

まぁパキスタン人が払ってくれたんですけどね。

 

帰りはシラトリプロデュースのルートで帰ることに。

乗り換えは1回のみでバスから地下鉄に乗り換えるルートです。

パキスタン人曰く「これは簡単でいいね!次はこのルートで行こう」とのことです。

どうせならシラトリはビーチよりピンクレイクに行きたいけど・・・

 

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左が今回行った海で右が以前行った海です。

ピンク色の湖はルート上の左側にある湖です。

この湖は観光スポットになっている訳ではなさそうですが、見どころの少ないアゼルバイジャンとしてはもっと推してもいいのではないかと思います。

いつもピンク色をしているならば、ですが。