昨日の宿はモデルルートの手前ということもあり、宿泊者はたったの3人だけでした。
快眠は約束されたようなものです。
庭があって洗濯物は外に干せて、コモンルームもあるし、ソファや椅子もあちこちにあるし、バーも併設されているし、居場所がたくさんあっていい感じでした。
ワインも一本飲み干して、寝る条件は整っているはずなのに、それなのに、なぜか眠れない?!
なぜ?!!!??
眠れないと色々ついでに考え事をしてしまって、さらにますます寝れなくなるという悪循環です。
そんな、寝たんだか寝てないんだか、、、って感じのまま6時起床です。
準備をしていつも通り7時出発。
と、宿のドアを開けたら雨が降っているではありませんか!
全く気づきませんでした。
霧雨だからかな。
とはいえ、最悪です。
どうしましょう?
雨が上がるのを待つか、それとも雨対策後に出発か。
つい数日前の雨も上がったかと見せかけてまた降ったりしたので、今回も完全にはなかなか上がらないだろうと予想し、雨対策後に出発することにしました。
とはいえ、バックパックにレインカバーをして傘を出しただけですけどね。
昨日はめちゃくちゃいい天気だったのになぁ、、、
アルベルゲに別れを告げ7時10分出発です。
宿の庭です。
本当はもっと広い範囲を写したかったのですが、赤い車が邪魔で、、、
昨日のうちに撮っておけばよかった。
本日はここからスタートだよー。
出発したはいいものの、寒い!
ということで、屋根とベンチがあるバス停でバックパックから長袖を出して、それを着て再出発です。
雨だけならまだしも、風が強い。
お陰で防水でも何でもないついさっき着たばかりの長袖の上着はあっという間に濡れるのでした。
写真だと雨ってわからないですね。
雨は止むどころか、だんだん本格的になっているような?
今日は途中で約13キロ、何もないところを歩き続けなければなりません。
その手前のカフェでカフェコンレチェを飲みトイレ休憩です。
悩んだ挙句、ポンチョを着ることにしました。
傘だけだとズボンがビチョビチョに濡れちゃったしね。
他の選択肢としてはレインスーツ上下もあったのですが、出すのが面倒なこともあり、ポンチョになったかなー。
しかし、何にせよ、このタイミングで着ておかないと、13キロ山の中だからね!
フィステーラに行くかムシアに行くかの分かれ道です。
シラトリはフィステーラなので左です。
フィステーラまで残り30キロを切りました。
写真では全く伝わりませんが、雨だけではなく横風が強くてポンチョが舞い上がって大変でした。
なのでやはりズボンが濡れるシステム。
レインスーツが正解だったか、、、
くっそー!
最初サルかと思ったらクマですか?
正解はなんでしょう?
とか言ってるけど、この時はそんな余裕ないから!
気が変わってもまだ間に合うんだね。
ってか、マジで今までで1番キツい。
巡礼スタート前に買った自慢のゴアテックスのトレッキングシューズも縦横無尽に吹き荒れる風雨を阻止することはできませんでした。
認めたくないですが靴の中まで濡れているのがわかります。
傘が壊れるんじゃないかと思うほど強い風でした。
フィステーラまで20キロを切りました。
後どのくらいで今日の宿に着くの?
まだー?
初日を思い出しました。
初日も雨の中、まだかまだかと思い続けながら歩いたなー。
そしてやっとのことで13時半前に本日のアルベルゲに到着です。
一番乗りでした。
前を歩いていた人たちは他の宿にしたのか、それともまだ先の村を目指しているのか。
宿に到着して程なく雨は上がりました。
おっそいわ!!
夕食はレストランに食べに行きたかったけれど、良さげなところがなかったのでスーパーで買った物で夕食です。
前々から思っていたのですが、大半のアルベルゲのシャワー室やトイレの照明がセンサー式なのですが、感度が悪すぎてムカつきます!
シャワーを浴びてる最中に真っ暗になるのはお約束です。
そもそも静止しているわけではないのになぜ消える?
どんだけ激しくシャワー浴びろっていう、、、
明日はいよいよフィニッシュです。
雨が降りませんように。