9時15分のバスでポルトからリスボンへ移動します。
余裕を持って宿を出て、乗り場を確認し、バスの到着を待ちました。
バスが来たので荷物を積み込んでQRコードをドライバーに見せてバスに乗り込みます。
そしたら、そのバスは1つ前の9時のバスでした。
荷物を下ろして次のバスを待ちます。
9時のバスが出発し、次のバスがやってきました。
荷物を積み込んで、バスに乗り込もうとすると、みんなが積み込んだ荷物を下ろし始めました。
運転手が何か言っているようでしたが言葉がわからないので状況がわかりません。
乗客に聞くと、このバスはリスボンには行かない、とのこと。
みんなが歩いて行く方に荷物と共について行きました。
そして、最初の乗り場よりだいぶ奥の方まで行き、止まっていたバスに荷物を乗せ、乗り込もうとQRコードを提示したら、このバスではないと言うではありませんか。
このバスは9時30分のバスだと。
ええええ???
訳がわかりません。
9時15分のバスはどこ行った???
時刻はまさに9時15分です。
このバスじゃないんだったら、もう完全に乗り遅れじゃないですか!
もう思考回路停止です。
ただ、ダメ元で最初の乗り場へ大荷物と共に引き返しました。
もう出発時間は過ぎています。
すると、何時のバスかわかりませんが、さっき荷物を下ろしたフリックスバスとは違う色のフリックスバスが止まっていて最後の1人が乗り込み、まさに今出発しようとしているところでした。
そこへ携帯のQRコード画面を水戸黄門の印籠の如く突き出すシラトリ!
さぁ、結果は!
正解でした。
ギリギリ間に合いました。
急いで荷物を積み込み、1列目が全席空いていたのでドライバーのすぐ後ろの席に座り、悠々2席独占状態でリスボンへ向かうことができました。
あっぶねー。
間に合って良かったよ。
ポルトからリスボンへの移動は電車と迷ったのですが、電車はストライキで運休する可能性があったため、バスにしました。
バスは頻発していてバス会社も何社かあるのですがフリックスバスにしました。
フリックスバスはリスボンのオリエンテ駅のところのバスステーションに到着します。
こちらのバスステーションは街から離れていて、中心街の宿まではアクセスがあまり良くありません。
約20分遅れでリスボンに到着しました。
バスを降りたらメトロに乗り換えて宿に向かいます。
途中、乗り換えがあったのですが、乗り換え駅にエスカレーターやエレベーターがなくて大変でした。
しかし、リスボン男性が荷物を持って手伝ってくれました。
みんな優しいなぁ。
結果論ですが、オリエンテ駅ではなく、sete-rios 駅のところのバスステーションに到着するバス会社を選べば良かったなぁと後悔しました。
そちらからの方が中心街にメトロで乗り換えなしで行けますし、所要時間も短いです。
宿には14時頃に到着しました。
乗り換えやら何やらでバスを降りてから1時間かかってしまいました。
チェックインが15時からのため宿に荷物だけ預け、宿の下のレストランへ。
最初からそこのレストランに行くつもりだったのに、呼び込みが話しかけてきたので何かサービスがあるのか聞いたらドリンクサービスをつけるというので了承し着席。
呼び込みから小太り爺さんに担当が引き継がれました。
オーダーは小太り爺さんに、とのことで、ドリンクは何が無料なのか聞くと、何でもという返答です。
なので、コーラ?と疑問系的に言うとOKとのこと。
コーラとイカのグリルを注文。
小太り爺さんは横浜に35回来たことがあるそうです。
その割に簡単な日本語の一つも話しません。
デザートにプリンも注文。
ちょうど15時前になったのでお会計をしようとすると、ここでトラブル勃発です。
小太りがタブレットを見せながら、
コーラとイカ焼きとプリンだよね?
と注文の最終確認です。
間違いないです。
ただ、コーラは無料でしょ?
とこちらが確認すると違うと言うではありませんか!
はあ?
ドリンクサービスはどこ行ったんだよ!
って話ですよ。
ここで、言った言わない的な押し問答になり、無料のドリンクはジンだとか言い出しました。
ジンならジンで何で最初に言わない!
今更言うな!
しかもそれ出てきてないし!
最初の呼び込みはどこかへ消えて出てきません。
確信犯かよ!
コーラ以外の分は払うけど、コーラ代は払わない!
とこちらも一歩も引きません。
すると、小太りは警察を呼ぶと言い出しました。
はい、どうぞ、って感じです。
時間に限りのある観光客とは違い、時間はたっぷりあります。
警察、と言えばビビって払うと思ったのでしょうか。
なめんな!
そうこうしているうちに、最初の呼び込みが現れたので呼び込みに対しても、コーラ代は払わない宣言!
すると、呼び込みは無料のドリンクはシェリーだとか言い出しました。
ジンとシェリー、全然違うし、言ってることがバラバラです。
そして今更ショットグラスに入った赤茶色の飲み物を出してきました。
ここまで揉めて今さら飲むヤツいないでしょ。
呼び込みは、こんな問題を起こせばあなたはこの辺のレストランに行けなくなるよ的な事を言ってきました。
別にリスボンに住んでる訳でもないし、リスボン滞在中にこの辺のレストランに行く必要もないし、レストランはあちこちに星の数ほどあります。
こちらにとっては痛くも痒くもない話です。
逆に客と揉め事を起こしてるレストランに客は来ないでしょう。
お前は嘘つきだ!
Googleのクチコミを書くよ!
と言ってやりました。
結果的にコーラ代は払わずに済みました。
後からGoogleのクチコミを見たら、たびたび客と問題を起こしているようで評価がかなり低いレストランでした。
納得です。
小太り爺さんの35回横浜に行った話もリップサービスなんだろうと思いました。
すっかりレストランで時間を取られてしまいましたが宿にチェックインし、ちょっと休憩するともういい時間です。
また日本人女性と食事の約束をしていたので、中心部に近い方のバスターミナルに歩いて向かいました。
途中、写真を撮ったりしつつ、バスターミナルを目指します。
ポルトガルは坂道が多いです。
中心街からバスターミナルまでは徒歩で1時間ほどでした。
バスターミナルに到着するとちょうど、日本人女性のバスも到着し、合流して、バスターミナル付近に飲みに行きました。
なぜバスターミナル付近かと言うと、女性は数時間後にはまたバスに乗るからです。
カタツムリだよー。
食べても食べてもなかなか減らないよー。
なんか、めっちゃ飲みました!
ビールの後にワインも飲んで、なんだかんだで5杯くらい飲んだかも?
ポルトガルスタイルのステーキは目玉焼きが乗っているようです。
美味しかったです!
ごちそうさまでした。
バス乗り場まで送ってお別れしました。
また会いましょう。
帰りはメトロに乗って帰りました。
長い1日でした。