シゲトゥ・マルマツィエイは国境の町で川を越えた向こう側はウクライナです。
この町でブッキングドットコムで宿を検索すると「近くの宿」ということでウクライナの宿も出てくるくらい、すぐそこはウクライナなのです。
ちょっと散歩がてらボーダーまで行ってみようか
と思って気軽に歩いて行けるくらい近いのです。
あっという間にボーダーです。
かつてはたくさんの旅人がこのボーダーを超えてルーマニアからウクライナに行ったり、逆にウクライナからルーマニアへ来たりしたことでしょう。
徒歩でも2~3人が並んでいました。
みんな軽装だったのでどちら側かはわかりませんが国境の町に住んでいる人なのでしょう。
外務省の海外安全ホームページによると危険度はレベル4で渡航はやめてください。
とのことです。
1年近く更新されていませんが、この情報は現在も有効との記載があります。
なんとなくここまで来たけど、そのままなんとなく並んでいる数人の後ろに並んでみました。
みんなあっさり出国してウクライナ側に歩いて行きます。
そんなに簡単なのー?
シラトリの番です。
パスポートの名前を陽気に読まれて、いくつか質問されてあっさりOKかと思いきや、なぜかその後、窓口の窓を閉められて中でゴソゴソやりはじめました。
パスポート写真の人物と、ここにいる人物が同一人物とは思えないってことでしょうか。
今回、日本を出発した時から出国審査や入国審査がすんなりいかないことが多いのです。
それに加えてパスポートを増補していると、やたらパスポートを調べられませんか???
他の人は2~3分で出国審査を終え、ウクライナ側へ渡っていったのに、シラトリはかれこれ10分くらいは待たされたと思います。
待たされましたが出国できました。
ちなみにウクライナに行くけど同日中にルーマニア側に戻ることは言いました。
橋を渡ります。
ルーマニアとウクライナを隔てている川です。
ウクライナだよー。
入国できるのでしょうか。
ウクライナの入国審査はルーマニアの出国審査よりあっさりしていました。
そして入国。
こんなご時世でも入国できるんですね。
ウクライナカラーのガードレールです。
めっちゃ静かです。
ウクライナカラーの建物。
Googleマップを見ても何の建物なのか記載がありませんでした。
雰囲気的には学校とか、そんな感じでしたけど。
近くに郵便局があったので行ってみました。
はがきと切手を買いました。
はがきと切手を買うということは、そのはがきにその切手を貼りたいから買う訳で、そんなのいちいち説明しなくても普通は察するものだと思うし、実際に今までの国ではそうでした。
それなのに今回ははがきの枚数と切手の枚数が合わないのです。
はがき3枚に対して切手5枚。
2枚多いです。
切手は5枚1シートになっているものです。
どういうことでしょう?
切手はシートでしか売っていないからなのかなぁ?
別に記念切手じゃなくて普通の切手でいいのに、とか思いつつ郵便局のおばちゃんに、この切手で日本に届くのか?とグーグル翻訳で聞くと、「え?!」みたいな反応です。
おいおい、何だと思ってこの切手を売ったのでしょう。
どうやら1枚のはがきに対してこの切手を3枚貼らなければいけないようです。
余るどころか全然足りないじゃん!
なんだかんだ、このおばちゃんとのやりとりで郵便局に1時間くらいいたんじゃないでしょうか。
最後にはオマケで封筒をくれました。
いつか普通にウクライナに来れますように。
と思いつつ、ルーマニア側に戻ります。
国境近くの教会。
カフェでジェラートを買おうと思ったのですがクレジットカードが使えなかったので買うのを諦めました。
ちなみに郵便局はクレジットカードOKでした。
ウクライナ、さようなら。
またいつか。
免税店もあります。
滞在時間3時間弱のウクライナの旅、終了です。