マチュピチュからクスコに戻る日です。
本当は往路はスタンドバイミー、復路は列車利用を考えていたのですが、この数日で列車が再開されることはなく、復路もスタンドバイミーコースを歩くこととなりました。
とはいえ、時間に余裕があるので散歩をしました。
駅前のお土産屋もストライキで営業していません。
本来ならばたくさんのお土産屋が軒を連ねているのであろうけれど、どの店もシートに覆われていています。
こっそり隙間から中の様子を伺うことしかできません。
覗いたところで営業していないのだから買うこともできないんですけどね!
ってか、最初はお土産屋だと気づかず、工事現場っていうか、何かを解体でもしていてシートで覆われているのだと思っていて、お土産屋だとなかなか気づきませんでした。
前日の夜から雨が降り出し、朝もまだ雨は残っていました。
川もだいぶ激しく流れています。
マチュピチュ遺跡行バスのチケット売り場は何かの工事をしていました。
もちろんまだ運休中。
デモ隊集結中!
ここで日本語ができる現地民から声を掛けられました。
なんと、前日の雨で土砂崩れがあって水力発電所までの道が通れなくなっていると言うではありませんか!
ええええええええ!
じゃあどうしたらいいのよ?
カメハメハ大王?!
違うか!
通れなくなっていると言われても、どうにか通って帰らなければ!
そうなると予想より大幅に時間がかかる可能性があります。
ボヤボヤしていられません。
ということで、慌てて宿に戻り荷物をピックアップしスタンドバイミーコース出発です!
最初は遺跡に行く時と同じ道を少しだけ通ります。
たぶんこれが村と遺跡をつなぐバスと思われます。
キレイに並んでいます。
ここが分かれ道。
水力発電所は右側です。
さようならマチュピチュ。
カタツムリがレールの上を這っていました。
列車が運休中だからいいけど、運転再開したらこんなところにいたら一瞬であの世行きだよ!
来た時と同じ道をただ戻っていきます。
おそらくこの辺が土砂崩れの現場ではないかと思います。
ここはお巡りさんが手を取ってエスコートしてくれます。
おそらくここを通過すればあとは問題ない気がします。
きっと村人が朝早くから復旧作業をしてくれたのでしょう。
ありがとう。
ちゃんと通ることができました。
昨日の夜の雨でマチュピチュ村の手前7キロ地点で土砂崩れがあったと朝の散歩中に出会った現地日本語ガイドから聞いたのですが、村から水力発電所まで問題なく通れました。
— シラトリ@世界一周中 (@shirat0ri) January 29, 2024
ちなみにデモの影響で駅前のお土産屋も営業していません。 pic.twitter.com/oUBvHA7K4T
中間地点の休憩ポイントに到着です。
こんな熊いたんだ?
気づかなかったよ。
わんこもスタンドバイミー。
さぁ、もうゴールは近いよ。
ここは記帳したチェックポイントですね?
こんなところ往路で通ったかな?
と思ったらやっぱ間違えていました。
どーりで変だと思ったよ。
ったく。
チェックポイントのすぐ先で分かれ道になっていて、直進するか右にある橋を渡るかの二択となっております。
全く記憶になかったのでチェックポイントのところにいた職員?に聞いたら右だというので信じて右に行ったら間違いでした。
正しい道に戻り、バスのチェックイン?をします。
復路は先着順でバスを割り振っていました。
指定されたバスに乗り、全員が揃えば出発のようなのですが、呑気に飯なんか喰い出すヤツがいると出発が遅くなります。
往路の時は席が狭くて膝が前のシートに刺さっていましたが、復路は足を伸ばし放題の1番前に座りました。
この頃にはもうすっかり雨も上がっていました。
またクネクネ道を走ります。
復路もムダに長い休憩があります。
なんてったって洗車までしちゃうからね!
そしてクスコには21時頃に到着しました。
急いで宿に帰ってシャワーを浴びて寝るのみです。