朝の8時20分頃にブッダガヤを出発したバスは途中パトナを経由して走り続けました。
パトナには14時頃に到着でした。
トイレ休憩は2〜3時間に1回くらいの割合であり、トイレの心配は無用です。
ただトイレの汚さには我慢するしかありません。
途中のトイレ休憩の時に謎のスイーツを食べました。
砂糖汁に浸かった甘くて白い物体です。
最初、人が食べてるのを見た時は雪見だいふくかと思いました。
とにかく甘かったです。
突然16時半頃にバスを乗り換えることになりました。
どうやら今までのガタガタ具合は道路のせいではなく、バスのせいだったようです。
サスペンションがほにゃららと言っていたので。
サスペンション以外はヒンズー語だったので詳しくはわかりませんが、サスペンションが具合悪いからバスを乗り換えるんだよ、とでも説明してくれたのでしょう。
確かに、一応道路は舗装されてんのにおかしいなぁと思っていたんです。
そこで運転手も変わりました。
全員でバスを乗り換えると、なんと、シラトリの隣の席に先客がいるではないですか!
どっから現れたんだ?!
シラトリは人より大荷物なのでメインバッグはバスのトランクに入れていますが、サブバックのバックパックは常にシラトリと一心同体です。
隣に人がいるとなると、バックパックを足下に置かなければならず、超絶狭いスペースで長時間耐えなければいけません。
ふと、通路を挟んで反対側を見ると誰も座っていません。
バスが変わったことによって座席の配置が若干変わり、誰も座ってない座席ができたのです。
ここ誰も座ってないの?と周りの人に聞いたら誰もいないから座ったら?という感じだったのでありがたくまた2シート独占です。
シラトリの前の席は1シートしかないので通路側に座れば足元広々です。
周りを見ていて思ったのですが、インド人なのかネパール人なのかは不明ですが、ほとんどの乗客が座席を容赦なく倒しているんです。
後ろの人の太ももに直撃するくらい。
でも見てる感じ後ろの席の人もそれが当たり前のように受け入れています。
トイレ休憩の時の出入りも大変そうですが、それも当然のようです。
バスのスタッフや周りのお客さんはみんな親切で、次はご飯休憩だよとジェスチャーで教えてくれたり、インドっぽくないのが不思議な感じです。
インドといえば世界三大ウザい国として有名なのに、今回入国して全くウザい人に出会ってないんです。
初めてインドに来た時は空港からウザい洗礼をうけたのに。
どうしたインド!
インドらしくないぞ!
何事もすんなり行きすぎて拍子抜けです。
他の乗客と相席して夕食。
150ルピーです。
夕食後はみんな眠りについていきます。
とても寝心地は悪いですが睡魔には勝てません。
すると23時ごろ電気がついて起こされました。
ボーダーだと周りの人が教えてくれます。
こんな時間でも開いてるんだ?
パスポートを持ってバスを降ります。
降りたのは全部で5〜6人かな?
全員の出国スタンプが押されるまでみんなで待ちます。
バスの乗務員も一緒に待ってくれます。
しかし、ここが超絶蚊が多いんです。
異常なくらい。
普通寒かったら蚊はあんまりいないと思うんですがインドの蚊は寒さに強いみたいです。
次はネパール側の入国スタンプを貰うのですが、さすがにネパール側は閉まっています。
どうするんだろ?と思ったら、運転手が電話してネパールの職員を叩き起こしたようです。
中から人が出てきて門を開けてくれました。
本来ならビザ代は15日までは30米ドルですが、ナイトサービスチャージだとか言って40米ドル取られました。
シラトリはその時30米ドルしか持ってなかったので、アメリカ人客に借りましたw
ちゃんとバスに戻ってから返しました。
という訳で、夜中にボーダーを通過する場合は米ドルは多めに持っておいた方がいいです。
またバスは走り出します。
そして10時頃、カトマンズに到着です。
ちなみに運転手は16時半の時からずっと同じ運転手でした。
タフ過ぎます。
寝ないで夜通し運転していたとは!
ブッダガヤでチケットを買った時は、カトマンズで到着するのは黄色い星のところだと言われましたが、そこより手前でした。
Shree ほにゃららのあたりだったと思います。
その後、反対車線側に渡ってATMで現金をゲットしました。
タメルまでタクシーで500ネパールルピーでした。
最後に同じくブッダガヤからカトマンズまでのバス移動を考えている方、シラトリがチケットを買ったのはフジヤグリーンというレストランの並びにあるGSトラベルというところです。
他のところは1500ルピーだ、なぜなら俺のところが取り仕切ってるから!
と言ってましたが、確かに他のとこに値段を聞いたら1500ルピーでした。
ちなみにフジヤグリーンは安くて美味しいのでオススメ!