19時20分の飛行機は少し遅れて出発しました。
その日のうちにヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着。
次の国はフィンランド。
ではなく、フィンランドはただの乗り継ぎです。
しかし、次のフライトは翌朝の9時20分。
まあまあ長い乗り継ぎ時間です。
ネット情報によるとヘルシンキで乗り継ぎの場合、宿を取らずに空港泊をしている旅人が結構多いようです。
しかもヘルシンキの空港は空港泊しやすいとかなり評判がいいではないですか!
という訳で、シラトリも空港泊です。
確かにソファや椅子が充実しており、これはもはやベッドではないのか!?
というくらいフラットなソファもあります。
椅子もひじ掛けがない繋がったクッション性のある椅子で、どうぞ寝てください、と言わんばかりです。
椅子やソファはこれでもか!
というくらいたくさんあるので、争奪戦になることもありません。
何で写真がねーんだよ!
と思いますよね。
シラトリもそう思います。
何で写真を撮らなかったんでしょうね。
コンビニがあったので、水でも買おうかと思ったものの、水ごときで数ユーロしたので諦めました。
そして正確には何ユーロだったのかも忘れました。
そしてまた写真はありません。
ホント何で写真を撮らなかったのでしょうね。
バカですね!
シラトリのように水を買いたかったけど高くて諦めた・・・という人でも安心!
この空港には飲料水があります!
ナルゲンボトル持っててよかったー。
やっとこのタイミングで写真を撮ったシラトリです。
ヘルシンキの空港は旅人に優しい空港ですね。
そして空港内をうろつき、静かであまり人のいない椅子を寝床に決め、横になりました。
しかし、空港の朝は早い。
寝たんだか寝てないんだか、何なんだか、数時間後には人々のザワザワ音で強制起床です。
6時20分になるのを待ってラウンジに移動です。
なぜならフライトの3時間前からではないと入れないからです。
以前、どこかの空港でとぼけて3時間以上前に行ったことがあったのですが入れませんでした。
ヘルシンキの空港は旅人に優しいけれど、プライオリティパスで入れるラウンジはしょぼかったです。
食べ物の種類はかなり少ないし、ペットボトルの水もありませんでした。
ペットボトルではない飲料水はありましたけど。
そしてまたエマージェンシーシートでのフライトです。
1時間ほどのフライトで辿り着いた国はスウェーデンです。
ストックホルム・アーランダ国際空港に到着です。
いきなり北欧に来ましたー!
これは誰も予想していなかったのではないでしょうか。
スウェーデンの通貨はユーロではないため、空港でいくらか現金を入手することにしました。
しかし、ATMがないのです。
両替所はあって、その横にATMのようなものはあったのですがATMのようなものであってATMではなさそうな、両替専用機みたいな雰囲気を醸し出していたので敬遠してしまいました。
インフォメーションに聞いてみると、やはりATMはないそうで、両替所の前にあった物はやはりATMではないっぽいです。
そして全部カードで払えるよ!とのことでした。
ネットで調べると確かにスウェーデンでは現金はあまり使わないらしく、ATMの数もかなり少ないとか。
なのでスウェーデンでは現金を入手せずに滞在するというミッションを自分自身に課しました。
さあ、現金がなくてもどうにかなるのでしょうか!
空港から市内までのアクセスは電車やバスなど、色々ありますがバスで行くことにしました。
バスも何社か運行しているようですが、ヨーロッパでお馴染みのフリックスバスが安かったのでその場で予約してフリックスバスで市内へ向かいました。
ネット決済のため現金不要です。
バスを降り、10分ちょい歩いて宿に到着です。
まだチェックインできないので荷物だけ預けて街へ出ました。
前日は空港泊だったため睡眠不足だし、ストックホルムは天気も悪いし、正直言えば町歩きより宿でゴロゴロゆっくりしたいところです。
しかしそれができないので外に出るしかありません。
どこかに座って休みたいー!
ということでショッピングモールに行くことにしました。
ショッピングモールならどこかしらに座れそうだし。
目星をつけて向かった先がコチラ。
色口で巨大なオブジェがお出迎えです。
確かにテーブルと椅子はありました。
しかし長時間ゆっくりできるような感じでもなかったため、持参したクラッカーや水を食べて少し休んでショッピングモールを去りました。
フランスで見つけたディスカウントショップがストックホルムにもあることを知ったので行ってみることにしました。
カップヌードル3個、ミューズリーバー、小さい歯磨き粉を購入。
1,000円弱です。
これでもだいぶ安い方なんですよ、奥さん!
そしてチェックイン時間の15時少し前に宿に戻りました。
準備ができていれば早めでもチェックインできるだろうという考えです。
しかし、全然チェックインできる様子もなく、っ全然声もかけてくれません。
15時に5分くらい前にやってきた男性はチェックインできたので、何でシラトリには声かけてくれなかったんだよ!
と思いながら、その男性がチェックインした後にチェックインできるか聞いてみたところ、なんと、下の階は掃除が終わっているからチェックインできるけれど、女子部屋は上の階で上の階はまだ掃除が終わっていなくて、あと15分くらいかかるとかなんとか。
なんでやねん!
そして15分でチェックインできることはなく、30分ほど待ってやっとチェックインできました。
8人部屋です。
夕食は早速カップラーメンを食べました。
ベッドの寝心地はいまいちでしたが、シラトリの上のベッドは誰もいなかったし、他の宿泊者も常識がある人々で静かだったし、そして前日が睡眠不足なこともあり、いい感じに眠れそうと思っているうちに堕ちていました。