ヨーロッパ以降の旅の予定などをゆっくり考えたいと思いつつ、ずっと移動続きで考える暇がありませんでした。
本当はカミーノ中にいっぱい時間があるだろうからヨーロッパ以降の予定をじっくり考えよう、と思っていました。
しかし実際はその日と翌日のことでいっぱいいっぱいで先のことなど考える余裕がありませんでした。
なので少し長めに一か所に留まって予定をゆっくり考えたいなーと。
それなら物価も安めのモロッコでゆっくりすれば良かったのにね。
何でヨーロッパに戻ってきちゃったんでしょうね!
物価がバカ高いヨーロッパ。
寒いのより暑い方が好きなのに、なぜか全く予定にすらなかった全く暑くない北欧へ。
そしてストックホルム発の夜行列車から降り立ったシラトリ。
さらにバスに乗ります。
しかし現金を持っていないシラトリはそこら辺にいた同じくバス待ちと思しきおばさまにグーグル翻訳で「バス代はどうやって支払いますか?」と聞いてみました。
するとクレジットカードで支払えるとのことで一安心。
実際に乗車時にクレジットカードで支払えました。
バスを降り、小雨が降る中、目的地へ無事に辿り着きました。
辿り着いたと思いきや、さらにお迎えに来てもらって田舎?へ。
辿り着いたこちらの寝床でしばらく過ごさせていただきます。
個室でシャワートイレ付きです。
宿代無料。
三食昼寝付き?!
右側のドアがシラトリの部屋です。
一体ここはどこかというと、、、
体育館だよね。
バスケットボールもあったからシュート練習もできちゃうよー!
学校だよー。
整理すると、廃校の体育館の一画にある部屋がシラトリの部屋です。
同じように泊っている人は7~8人いるのですが、みんな校舎の方に部屋があって、体育館の部屋はシラトリだけなのです。
寝る時以外は校舎の方にいるので、夜、寝る時に体育館に戻るのですが、真っ暗でめっちゃ怖いです。
しかも夜はさっぶいです。
話が前後しますが、夜行列車で長時間、長距離移動だったため、前日の夜にミューズリーバーを食べたっきり何も食べていなかったので廃校到着時、めちゃくちゃお腹が空いていました。
廃校滞在の先輩、アメリカ人のブライアンにお腹が空いたと言うと、出してくれた昼食がコチラ。
?????
ご飯の上に乗っているのは何ですか?
虫?
ではないですよね。
小豆????
あ・ず・き???
それとも黒豆?
いや、小豆だと思う。
日本も赤飯という、ご飯の中に豆が入っている食べ物はありますが、なんでしょう、この違和感は。
今また改めて写真を見て思うのですが、ご飯と豆の一体感がないのかな?
そして味がない。
米が主食ではない国の人が作る米料理とはこういうものなのかもしれません。
謎の豆ごはんと味のないサラダで空腹を満たすのでした。
塩とかこしょうとかオリーブオイルとかないのかしら?と思いつつ・・・
その日の夜はポルトガル人のディオゴ作の夕食です。
どうやらディオゴ、ブライアン、シラトリの3人で一緒にご飯を食べる決まり?みたいなのです。
ディオゴの料理は美味しかったです!
センスあるね!


翌日。
納豆ご飯?!


いいえ、ひよこ豆ご飯です。
しかもコレ、3合分くらいあります。
言わずもがな誰が作ったかはおわかりでしょう。
やはり味がない。
残り物っぽい申し訳程度のカレーがあっただけマシでした。
こんなに大量の味がないご飯、3人いたとしても食べきれる訳がありません。
毎回残るので、この豆ご飯は何回か続きました。
ブライアンよ、せめてあなただけはモリモリこのご飯を食べなさいよ。
作った本人でさえ少ししか食べないじゃん。
もう豆ごはん禁止!!!!!!!
って言いたい。
シラトリが到着した2日後くらいにアメリカ人のエルモがやってきて4人になりました。
彼は日本にも行ったことがあり、日本食も大好きだと言っていました。
日本食を作ってほしいとリクエストをいただきました。
しかし、ご飯を作る人は決まっているのか、何なのか、さっぱりわからないのです。
気が付くといつも豆ご飯とかが出てくるのでw
やっと豆ごはん脱出ー!
と思ったけれど、何ですか、この緑色は。
ズッキーニか!
まさかきゅうりではないよね!
きゅうりでした。
なぜきゅうりを入れた???
この料理センス。
もう誰が作ったかおわかりでしょう。
衝撃的だったのでさすがに言いました。
「パスタにきゅうりは初めて」と。
そしたら、みんな同意していました。
ブライアンまで。
ってお前もか!
チャレンジメニューかよw
色はついていますが、やはり味がない。
コショウとか塩とか入れたのかなぁ?
薄味だから糖尿病の人も安心ですね!?
そんな料理を日々食べながら毎日何をしているのかというと・・・
続く。