ひとり旅、ときどき日常

2023年3月に世界一周に再出発?!好奇心旺盛大人女子冒険ブログ

【スウェーデン】廃校生活からベビーシッターになるの巻

廃校で3泊したのちシラトリはホストの自宅へと移動することになりました。

与えられた任務はベビーシッターです。

そういった資格を持っている訳でもないし、育児の経験がある訳でもないですが。

シラトリの前はブライアンが2週間ほどホスト宅に滞在していたとのことで、あのブライアンにできたのならシラトリなら余裕でしょう。

 

今度の部屋はコチラです。

地下の部屋で薄暗いですが、寝る時以外はリビングやキッチンで過ごすので問題なし。

 

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ベビーシッターといっても数日間はベビーやキッズがおらず、ホストとシラトリだけでした。

 

廃校のプロジェクト?に関わっていたイギリス人女性が帰国するとのことでお別れ会的な感じで、ホスト宅へ引越し初日の夕食は外食でした。

スウェーデンで飲む初めてのビールです!

ありがたき幸せ!


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そして翌日のランチも外食です。

一応、寿司レストランです。

海老の天ぷらが乗ったどんぶりメニューなのですが、天丼ではないです。

エビ天は細かくカットされていて、アボカドとマンゴーも同じようにカットされてご飯の上に乗っているという日本では存在しないであろうスタイルの丼です。

 

そして味噌汁はシンプルかつオーソドックスなもので、これはちゃんと「味噌汁」でした。

ホストが味噌汁をレンゲを使って飲むので、シラトリもスウェーデンスタイルでレンゲで味噌汁を飲みましたよ。

味噌汁はスプーンやレンゲを使って飲むものではなく器にそのまま口をつけて飲むものだ、と説明したいのは山々でしたが、なんか言えない雰囲気でしたw

 

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スウェーデンに限らず、海外ではこのような風変わりな日本食?を提供している店が多々あります。

間違いなくオーナーは日本人ではないでしょう。

この店はスタッフの見た目的には中国系っぽかったけれど、マンゴーを使っていることを考えると東南アジア系のオーナーかな。

 

ダラーショップという名のホームセンター的なお店です。

海外のスーパーや、こういうお店って見ているだけで楽しいですよね!


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さて、ベビーシッターとしてホスト宅に引越したシラトリではありますが、キッズたちが家に戻ってくるのは3日後?ということです。

それまではベビーシッターの任務はありませんが掃除や洗濯、猫の世話、そして食事の支度などをします。

いわゆる家政婦?

住み込みのお手伝いさん?

まぁそんな感じです。

 

シラトリの前はブライアンが2週間ほどホスト宅に滞在していたとのことで、あのブライアンにできたのならシラトリなら余裕でしょう。

きっとブライアンは毎度米料理?を作っていたのでしょうから。

 

しかし、ホストからシラトリに課された任務は、糖質制限をしているとかで炭水化物抜きの料理を作ることでした。

なぬーーー?!

 

そしてなぜかメニューまで指定され、最初は鶏の照り焼きでした。

が、写真はありません。

照り焼きといっても調味料が揃っている訳ではなく、町のスーパーでも日本の調味料はしょうゆとポン酢とわさびくらいしか売っていません。

なので照り焼きというか、しょうゆと砂糖で味付けしただけの照り焼き風です。

これを「照り焼き」だと認識されるのもどうなんだろうと思いつつ。

 

翌日は味噌汁だったかな。

が、これまた写真の撮り忘れです。

味噌汁のみで一食とするとのことだったので、めっちゃ具沢山にしました。

キャベツ、玉ねぎ、にんじんを山盛り投入です。

 

廃校に行く機会があったのでブライアンに料理のことを聞いたら、ブライアンには炭水化物抜きなどのリクエストはなかったそうで何でもOKだった!とのことでした。

 

鶏の照り焼きの次は魚の照り焼きです。

物足りなかったのでコールスロー的なモノも作ってみたのですが、これがまたアゼルバイジャンのキャベツ的な感じで硬くて苦いんです。

なんなんすか、このキャベツ。

 

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www.shirat0ri.com

 

夕やけ。

凄い色。

 

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たまご料理指定の日の朝食。

 

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またまた魚の照り焼き。


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数日後には奥さんとキッズたちが戻ってきました。

9歳の女の子がふたり(双子ではない)と2歳の女の子です。

ニラ、アレクシア、オリビアです。

実子はニラだけで、他の子は預かっている?とかなんとか。

 

常に色々な人がお手伝いに来ているからなのか、子供たちも慣れたものです。

ニラはちょっとだけ人見知りな感じだけれど、とても活発な子。

アレクシアは全く人見知りしないで誰にでもグイグイ行く感じかな。

ふたりはバイリンガルで英語がペラペラです。

オリビアは顔面がめっちゃ可愛い&すぐ懐いてきます。

そんなキッズたちとの生活が始まりました。

 

そしてまた外食です。

またビールです。

ありがたやー。

 


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外食代もホストが支払ってくれるので全くお金を使うことがありません。

ボランティア生活になってからお金を使ったのは廃校滞在中に1回だけクッキーを買ったくらいでしょうか。

coopのプライベートブランド商品で18.95クローナ(250円くらい)です。

 

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ちなみにスウェーデンではコープじゃなくて、クープと発音するようです。

ポルトガル人のディオゴもクープと発音していたから、ヨーロッパはクープなのかも?