ほぼ定刻通り(12時33分)にダルエスサラームを出発したフェリーはほぼ定刻通り(14時05分)にザンジバル島に到着しました。
フェリーを降りてからが問題です。
例に漏れず、ここザンジバル島でも出入口付近にはたくさんのタクシードライバーが待ち構えております。
タクシー?
タクシー?
タクシー?
ウザイほどタクシー?と声をかけられます。
ザンジバル島ではパジェの宿を予約しており、そこまでは何らかの交通手段を使わなければ到着が困難です。
だからと言って料金が高いタクシーに乗る選択肢はありません。
ダラダラ(ミニバス)乗り場を探しますが、周りの人に聞いてもダラダラはないというではありませんか。
そんなはずない。
フェリー乗り場付近になくても、そこから1番近い乗り場を教えてくれればいいのに、
近くにない=ない
という答えはホント困る。
これはタンザニアに限らず、結構な国でありがち。
旅人たちは30分程度の距離なら普通に歩くけれど、現地人たちはその距離になると歩くという選択肢はなくボダボダ(バイクタクシー)に乗るのが普通みたい。
カミーノ巡礼を経験している身としては1時間くらいなら徒歩圏内かなw
荷物が少なければですが。
で、何人かに聞くも一番近くのダラダラ乗り場情報をゲットすることができず、仕方なくボダボダ(バイクタクシー)でダラダラ乗り場まで行くことに。
つーか、そのダラダラ乗り場を教えてよ、って感じなのに。
それをこちとらずっと聞いてんだよ。
まぁ、暑いし、1,000シリングでいいって言うからボダボダで行くことにしましょ。
大荷物のシラトリをバイクに乗せようとは、かなり高度な荷物の積み込み技術と運転技術を要するよ。
なんせバイクに乗せる荷物は3つあり、重量は40キロ近くあると思われます。
そこにシラトリも乗るわけですからね。
大荷物をドライバーとシラトリの間に乗せ、中国雑技団の如く絶妙なバランスを保ちながらボダボダ出発です。
あっという間にダラダラ乗り場に到着。
ここから乗るダラダラはパジェには行かないのでパジェ行きのダラダラが出ているダラダラ乗り場にダラダラに乗って向かいます。
超絶混んでいました。
が、すぐに座れて隣の人がぶどうをくれたのでいただきました。
普通に美味しかったです。
20分〜30分くらい乗ったでしょうか。
パジェまで行くダラダラ乗り場に到着です。
ここで日本人男子大学生に遭遇です。
ちなみに大学生はちゃんとフェリー乗り場最寄りのダラダラ乗り場情報をゲットできたらしく、そこまで歩いて行ったとのこと。
いやー、それはそうと、これがまたパジェ方面行きのダラダラが超混んでてなかなか乗れないのです。
一旦乗り込んでも座れず通路に立つのですが、出発直前になって
降りろ、降りろ、警察がいるから立ち乗りはダメだ、
みたいな感じで降ろされてしまいました。
ここで何台かのダラダラを見送り、やっと30分後くらいに乗ることができました。
大学生とシラトリはドライバーと一緒にフロントシートになりました。
1時間強走ってダラダラはパジェに到着しました。
シラトリが予約していた宿は奇跡的にダラダラ乗り場から徒歩1分くらいの距離だったのであっという間に到着。
大学生は宿は予約していなかったのですが、シラトリと同じ宿に宿泊となりました。
パジェのビーチは風が強くてカイトサーフィンが名物?なのか、たくさんのカイトが飛んでいます。
男子大学生はウィンドサーフィン経験者ということもあり、カイトサーフィンもすぐできるのではないかということでチャレンジしていました。
しかし、カイトを操るのだけで相当難しそうでした。
スタートした時間が遅かったのであっという間に暗くなり、暗くなってもまだカイトの練習をし続け、カイト練習だけで時間切れになっていました。
1時間でカイトを自由自在に操れるようになり、さらにボードにも乗れる人はいないんじゃないかなー。
みやぞんでも無理だと思います。
大学生と一緒に夕食です。
口コミのいいレストランです。
まずザンジバルピサ。
タコのココナッツカレーみたいなやつ。
どちらも美味しかったです。
カイトの練習が終わるまで待っていたお礼として、大学生がビールをご馳走してくれました。
ありがたくいただきましたよ。
宿の隣にテーラーがあり、なかなか出来のいい男性用のシャツを売っています。
夜でもまだ開いていたので夕食後に覗いてみました。
お得なお値段だったので大学生は4着お買い上げ。
このテーラーに2時間くらいいたかもw
あっという間に23時くらいです。
ザンジバル島、1日目終了。