タンザン鉄道の旅、2日目の朝を迎えました。
赤ちゃん連れの母親は夜中のうちに下車したようで朝にはもういませんでした。
途中の駅でまあまあ長い時間停車したりします。
そういえば初日に水と石鹸と飴2個が配られたのでこのタイミングで紹介です。
食堂車の隣のバー?です。
前日の夕食でかなり待たされたので、時間をずらして中途半端な時間に食堂車に行ってみました。
昼食と夕食の間くらいの時間です。
そして、前日に観察したところ、すぐサーブされるのはチキン&ライスのようだったので、それを注文。
やはりすぐ出てきました!
ちなみに、ライス以外にはシマかチップスを選べます。
シマはザンビアの主食でシラトリがルワンダで食べたウガリと同じもののようです。
名前が違うだけ。
チップスとはフレンチフライのことです。
日本人がフライドポテトと呼ぶようにアフリカ人はチップスと呼ぶのかな?
アフリカ人と一括りにしましたが、タンザニア、ザンビア以外ではどうなんでしょう?
婆さんズたちもそれぞれ下車し、部屋はシラトリだけになりました。
ハズレ部屋かと思ったのにむしろ当たり部屋だった?!
やったね!
と、思ったのに夜には新たなおばちゃんが乗ってきていました。
そして日付が変わった頃、ボーダーに到着しました。
みんなでゾロゾロ列車を降ります。
このタイミングで両替のおっちゃんがどこからともなく現れます。
レートがどうであれ、ザンビアの通貨を持ち合わせていない場合はここで両替しましょう。
76,000シリングを両替して540クワチャでした。
出国審査が終わった後はまた列車に乗り込みます。
列車は少し走ってザンビア側に到着です。
また列車を降りて入国審査です。
ここでSIMカードの売人がどこからともなく現れます。
この売人がとても手際が悪くてちょっとイライラしました。
他に何人か売人がいれば間違いなく他の人を選びましたが、ひとりしかいなかったので選択の余地なしです。
外はだいぶ寒くて、出国審査や入国審査で外に出ている間に身体が冷え切ってしまい、いざ寝ようと思っても寒くて寝付けませんでした。
寝たんだか寝てないんだか、3日目の朝になりました。
本来ならば本日中にザンビアのニューカピリムポシ駅に到着するはずです。
しかし列車は停車しています。
前日、入国審査をした駅でずーーーっと停車したままだったのです。
この駅でザンビア側からやってくる列車と待ち合わせしているようです。
なので、どちらかの列車が遅れると、もう一方も遅れるシステムです。
そして列車は12時に出発するとかしないとか。
こんなことなら早まって夜中にSIMカードを買わなきゃ良かったと思いました。
なぜなら、普通にSIMカードを販売しているブースがあったからです。
やっと運転再開しました。
ランチはビーフとライスにしました。
もうザンビアに入ったので料金もザンビアの通貨で請求されます。
やはり味は濃いめ。
ってか、ソースは全部同じ味な気がします。
廊下。
隣の部屋に新たにやってきたニキータちゃんです。
シラトリの部屋に顔を出してくれました。
そして、シラトリの部屋にも新たな人々がやってきました。
これがまた、やっぱりハズレ部屋でした。
なんと、横幅が軽く1メートルは超えている、おそらく列車に乗っている中で1番重いであろう人物が乗り込んできました。
150キロくらいあるんじゃないの?!ってくらいの巨体です。
しかも子供連れです。
その子供も赤ちゃんではなく、まあまあデカい小学校5〜6年くらい?って感じです。
このくらいの子供だったら普通は一人分の寝台が必要でしょ!
どうやって寝る気だよ?
そしてもうひとりもまあまあ巨体で軽く100キロは超えている感じです。
4人部屋に5人いるし、巨体ばかりだし、部屋はかなりの圧迫感です。
ちなみに前日に乗り込んできたおばちゃんもまだいますが、このおばちゃんもだいぶボリューミーです。
なぜこの部屋に巨体を集結させた?!
しかも、荷物もかなり多くて、巨体と大量の荷物で部屋は足の踏み場もないくらいです。
テーブルの上も食料やらなにやらが常に乗っています。
食い散らかすので床はゴミだらけ。
そしてアフリカ人にとって窓の外はゴミ箱です。
何でもポイポイ外に捨てます。
せっかくのファーストクラスなのに部屋は全く落ち着きません。
こんなんじゃ寝る時以外は部屋にいれないよ。
列車は終点に到着することなく3日目終了。