ひとり旅、ときどき日常

2023年3月に世界一周に再出発?!好奇心旺盛大人女子冒険ブログ

【インド】バスターミナルで女神に助けられるの巻

立ちションガードマンが手配してくれたオートでKTCバスターミナルに18時過ぎに到着。

19時15分のハンピ行きのバスに乗ります。

このバスも始発ではないようなので、バスを探し当て乗り込まなければいけません。

昼日中ならまだしも、もうどんどん暗くなる一方で、その中からバスを見つけるというのは外国人にしたらとても難易度が高いと思いました。

とりあえずバス待ちの人々が集まっているあたりにシラトリも立ってみます。

すると一人の若い女性に声を掛けられました。

「プネーに行くのか?」と聞かれたので「違う、ハンピだよ」と答え、何気に自分の乗るバスをさり気なくアピールをしてみました。

そこから少し会話をしたのですが、この子の英語もかなりクセがあるのに加えて超絶早口で短文ならまだしも、長い文章だとほとんど理解不能でした。

でも超いい子で、シラトリが

「バスを見つけるのはとても難しい」

「バスを見つけられないと思う」

などと不安をアピールをしたところ、

「ドライバーに電話して今どこか、何時にバスが到着するか確認してあげる」

というではありませんか。

自分の乗るバスのナンバーやドライバーの電話番号は事前にSMSで連絡があったので、それを彼女に見せて連絡してもらいました。

すると、バスはバスターミナルには入って来ず、バスターミナルの外に停車するというのです。

これは彼女に聞いてもらわなければ延々ターミナルの中で待っていたことでしょう。

 

彼女のバスは19時半でシラトリより遅い時間のバスだったのですがシラトリのバスが遅れていたために、彼女は先に行ってしまいました。

でもその間に3回くらいドライバーに電話してくれました。

一人取り残されたシラトリ。

もう完全に真っ暗で、バスターミナルの外灯は数が少なさ過ぎて蛍の光くらいの明るさ程度にしか感じられません。

先に行ってしまった彼女は、それでもまだシラトリのことを心配してくれていたようでバスの中からも連絡をくれました。

そして40分ほど遅れてやってきたバスに無事に乗り込むことができました。

ホント女神のような人でした。

ありがとう。

 

寝台バスは基本的に運転席の後ろ側が2人用寝台、助手席側が1人用寝台になっています。

今回は敢えて2人用寝台を選択してみました。

というのも今回のバスは前後の日は空いているのにこの日だけ結構混んでいて1人用寝台の空きが1番後ろしかなかったのです。

1番後ろは過去の経験から避けたかったのと、女性の隣は女性のみ予約可能なのですがインド人女性の一人旅はなかなかいなさそうなので、運が良ければ2人用寝台を独り占めできると思ったからです。

 

www.shirat0ri.com

 

いざバスに乗り込んでみると、シラトリの予想通り、シラトリの隣はいなさそうです。

と思ったのに、予約せず急遽乗り込んできたっぽい夫婦がいて、その嫁がシラトリの隣に乗ることになりました。

それだけならまだしも、旦那も座っていいか?とか時々旦那と交代していいか?とか言うではりませんか。

そんなの絶対無理です。

OKすれば二人とも乗り込んできてグチャグチャ喋り続けることが目に見えているし、最悪の場合、あの狭い寝台に川の字になって寝ることさえあり得るかもしれません。

そこは厳しく断って旦那は他へ行け!ときつく言ってやりました。

そしたら大人しく嫁だけになったので良かったです。

きっと女神なら快く承諾するのかもしれませんがシラトリは女神には程遠い人間なのです。

 

今回は予想とは違う展開でしたが、もし普通にインド女性が隣だった場合、トイレ休憩や食事休憩の際に教えてもらえるので、その点も外国人旅行者としては助かると思いました。

この嫁も何気に色々教えてくれたので良かったです。

そしてもし、休憩の際にバスがシラトリを積み残して出発しそうになってしまっても、きっと隣の席の人が何かしら運転手に言ってくれることでしょう。

 

なので、一人旅の場合は敢えて二人用寝台を選択することをお勧めします。

 

シラトリの席にはブランケットが1枚しかなかったのですがそのブランケットはシラトリが使っていました。

嫁は自分で持参していたのですが途中で旦那に渡したとか言って、1枚のブランケットを途中からは嫁とシェアしました。

今回のバスは冷房がそこまできつくなく、どちらかというと途中から暑い時もあったので問題ありませんでした。

寒かったらブランケットの引張りあいが繰り広げられていたかもしれません。

 

朝になりトイレ休憩があり、Googleマップを確認するとほぼホスペットでした。

きっと出発したら次は目的地のハンピでしょう。

嫁の旦那も次がハンピだと言っていました。

バスが走り出すと10分くらい走ったところでハンピだと言って止まりました。

Googleマップを確認すると全然ハンピではなくまだホスペットでした。

でもハンピの人はココで降りるしかありません。

ハンピ行きのバスを選択して予約したはずなのに騙された気分です。

本来ならばハンピに5時に到着なのに6時半にホスペットに到着だし。

まぁ、あんまり早朝についても困るので、別にその点はどうでも良かったけどw

仕方なくオートリキシャで300ルピーでハンピまで向かいました。

 

宿に到着後、周りを散歩してみました。

ハンピ村の玄関先にはコーラムという模様が描かれている家庭が多かったです。

朝にその家の嫁が描くみたいです。

あまり凝ったコーラムはなくシンプルな物が多かったです。

 


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散歩の後はハンピ村の遺跡巡りに出発です。