トビリシからクタイシまでは4時間半ほどでした。
マルシュルートカを降りた後はヤンデックスで宿まで向かいました。
ってか、タクシーの運転手が雨の中しつこくて、そのせいもあって洋服から荷物からスゲー濡れて大変でした。
安かったらタクシーに乗ってもよかったけど、ヤンデックスよりタクシーが安いことは皆無で、なんなら倍以上高いことが多いです。
なのでタクシーの運転手を振り切ってヤンデックス利用です。
やっとの思いで宿に辿り着くも、この宿がまた門扉から入り口までが遠くさらに濡れました。
移動日が雨だと最悪です。
クタイシの宿はドミトリーですが、2段ベッドではなく平置きのシングルベッドでドミトリーは4人しか宿泊できないこぢんまりした宿です。


ドミトリーの他にはファミリールームが一部屋あるだけです。
布団もめっちゃちゃんとしてるし毛布もあるし、真冬でも寒くなさそうなくらい寝具は充実していました。
シラトリがチェックインした時には同部屋の宿泊客はちょうど宿にいました。
オーストラリア人女性とカザフスタン人男性でどちらもフレンドリーでした。
ふたりはカザフスタンからのフライトが同じだったとのこと。
オーストラリア人女性は長期の旅中らしく、少し前に日本にも滞在していたそうで蕎麦がお気に入りとのこと。
雨は本降りで観光に出かける気にはなりません。
同室の2人は雨の中、観光に出ていたようで濡れた靴や洋服を乾かしていました。
少しするとさらにもう1人の同部屋さんがチェックインしてきました。
彼はアゼルバイジャン人でした。
そりゃぁ3年前にアゼルバイジャンに5か月滞在していたことを言いますよねぇ。
その日の夕食はアゼル人を除いた3人で行きました。
彼はお腹が減ってないとかなんとか。
雨の中、傘をさしてマルシュルートカに乗ってオーストラリア人女性がチョイスした店に向かいました。
予約はしていなかったのですが、人気店らしく予約必須のようでした。
ただこの時は特別に?「残り1テーブルだけ空いてるからOK!」みたいな感じで入れました。
この店は自宅を改装したレストランらしく、ここの家のお母さんが毎日日替わりでジョージア料理を作っていて息子がサーブする、というそんなレストランでした。
なのでメニューはありません。
料金はひとり50ラリでワイン込みです。
ワインはなくなったらすぐ出てきます。
が、白ワインだけでした。
ここのレストランはよかったです。
シラトリはお誕生日席に座っていたので画像はみんな縦です。
色々とジョージアの伝統的な料理が食べれて、雰囲気も良かったし、おススメです。
最初は50ラリって高いなーと思ったのですが結果的には大満足でした。
欲を言えば、最後にデザート的なものが欲しかったなぁって感じです。
アイスとか。
そんな感じでクタイシ1日目終了。
2日目も雨のスタートです。
ずーーーっと雨は降り続いています。
起きた時にはアゼルバイジャン人は既に出かけていました。
この宿は朝食付きなので9時半から朝食をいただきました。


宿には猫ちゃんもいます。
わかりにくいですが、突っ伏して凄い格好で寝ていました。
残りの2人に今日の予定は?と聞かれて特にないと答えるシラトリ。
そして「ゲラティ修道院に行くから一緒にどう?」とお誘いいただいたので、金魚のフンの如くついて行きました。
その前にみんな現金不足のため銀行に先に行くことになりました。
そして観光前にコーヒータイムです。
ホットチョコレートはチョコレート好きにはたまらないほどのチョコレート感でした。
ゲラティ修道院まで行きはヤンデックスで向かいました。(9ラリ)
雨は全然弱まることもなく、ずーーーーーーーっと降り続いています。
やっぱりこういう時にゴアテックスって威力を発揮するよねぇ。
今回の旅は普通のスニーカーと迷ったけれど、やはりゴアテックスのトレッキングシューズをスタメンにして良かった!
ゴアテックスのレインジャケットも着ました。
ゴアテックス最高!
のはずなのに、時間が経つにつれて足先や足の裏が冷たい気がするのです。
おかしい。
ゴアテックスなのに。
寒いから冷えているだけかな。
雨の中、意外と長い時間じっくり観光しました。
途中からボランティアのおばちゃんが付いて回って色々説明してくれました。
そしてモツァメタ修道院は行かず、ゲラティ修道院だけで帰りました。
帰りはちょうどマルシュルートカが停まっていたのでそれで帰ってきました。(3ラリ)
宿に戻って靴を脱ぐとやっぱり靴下が濡れていました。
なんでなのーーーーーーー!
ゴアテックスなのにーーーーー!
ネパールの雪山トレッキングの時だって全く濡れなかったのに?
と思ってよく見てみると、このトレッキングシューズはかなり傷んでいました。
富士山に登ったりしたからかなぁー。
ソールも割れてたり、表面も結構ダメージがありました。
日本ではあんまり履いていなかったので全く気づいていませんでした。
出発前に新しいの買えばよかった。
靴が濡れて靴下まで濡れるのって超不快だもん。
この日もまた前日と同じメンバーで夕食に行きました。
オーストラリア人女性が「わたしはスープを飲みたい!」とか言って、スープいいよねと思ったものの、わたしひとりで食べたい、みたいな感じで、結局みんなそれぞれ別々に頼む系になりました。
せっかく3人いるのにシェアしないってお得感ゼロだと思うんですがー!
ワインとピクルス盛り合わせは最初からシェア前提。
シラトリがチョイスしたやつは茄子とか色々野菜が入ってる。
名前は忘れました。
が、これは正解でした。
美味しかったです。
最終的に割り勘になったのですが、他の2人は2~3品注文していて、シラトリは1品しか注文していないので完全に割り勘負けです。
サイテー!
しかも前日より高い1人70ラリです。(3800円くらい)
おいおい、たっけーわ。
でもまぁ、これもクタイシの思い出として記憶に残る事でしょう、きっと。
そんなクタイシ最後の夜。
そして薄々感じてはいましたが、ジョージアの物価、全く安くないんですよ。
安かったのは3年前くらいまでじゃないでしょうか。
今は日本と同じくらいか日本より若干高いかなと思います。
交通費は安いですけど。
翌日は移動日です。