カッパドキア(ギョレメ)に来たのは言うまでもありませんが、気球に乗るためです。
宿に荷物を置いた後、宿の周りにあるツアーデスク的なところを回ってみました。
それで気球の料金事情がわかりました。
•今日は気球が飛ばなかったので明日の料金は上がる
•気球の料金は前日の11時頃に決まる
•気球が飛ばなかったら全額返金(翌日に振替はなし)
•もし翌日再チャレンジするなら再度予約(料金も都度要確認)
同じ宿の韓国人男性リーさんはカッパドキアに来るバスが途中のターミナルで停車した際に乗り込んできた気球の勧誘に乗り、翌日の気球を180€で予約できたとのこと。
気球が飛ばなかった翌日の料金にしては激安です。
どこも250€以上を提示してくるので。
シラトリもその料金で乗りたいから聞いてみてくれと頼んだのですが、なんかややこしくて上手く意思疎通ができずに諦めました。
余談ですが、気球が何日も連続で飛んでいれば値段は下がるようですが、それでも底値は160€くらいだと思います。(2023年5月現在)
あと、今はまだ中国人観光客があまりいなかったのですが、中国人が多くなれば値段が上がるようです。
さすがに250€は高いので翌日はスルーし、最終日に勝負することにしました。
翌日の朝は宿の屋上かビューポイントで気球を見ることにしました。
宿のオーナー(元気球パイロット)に気球を見るのは何時がいいか聞いたところ5時というではありませんか。
早すぎない?
このオーナーはお調子者的な要素がかなり強く、信用できないんだよねー。
だって気球に乗る人のピックアップが4時半とかなのに、5時じゃまだ飛んでないでしょー。
というわけで、自分判断で6時に起きました。
起きてすぐ外を見ると気球は飛んでいました。
顔を洗って歯を磨いて屋上に行ってみると、もうピークは過ぎ去ったようでめっちゃ少ししか気球は飛んでいませんでした。
くっそー、少し遅すぎたか。
やはりオーナーを信じるべきだったか。、
というわけで、おそらくピークは5時半頃ではないかと思います。
もし、気球の準備や上がっていくところとか最初から見たいのであればやはり5時だと思います。
昼くらいにお調子者オーナーに翌日の気球料金を尋ねました。
185€と言われましたが値切って180€にしてもらいました。
いやー、でもダメ元で160€くらいから攻めるべきだったなと後悔。
翌朝、4時45分ピックアップ予定だったのに予想外にも10分ほど早くお迎えがやってきました。
まだ夜が明けない中バスに乗り込みます。
気球のバスケットは意外にも大きく、真ん中のパイロットが乗るスペースの両側に4区画ずつ、8区画に分かれており、1区画にMAX4人乗る感じでした。
1区画に3人しか乗っていないところもあったので全部で客は30人弱だったのではないでしょうか。
シラトリが乗った気球はFlower balloonsという会社でした。
他の気球がどんどん飛び立っていく中、まだ準備中の我々の気球。
まだかまだかと気持ちが先走ります。
やっとのことで飛び立ちました。
今まで、スカイダイビングもバンジージャンプもやってきましたが、気球も気球で飛び立つ時は少し怖いですね。
すぐ慣れますが。
飛び立ってすぐはぐんぐん上昇したのに少し立ったら一気に下降して道路を走っている車や、そこら辺に生えている木がすぐ近くに見えます。
ってか、木にぶつかるんじゃないかと思うほど下降しました。
ギリギリ上昇し、フライト終了まで上昇と下降を何度か繰り返しました。
こういうもん???
後から、同日に同じ会社の別バルーンだった日本人女性に確認したところ、彼女のバルーンは下降は最後の時だけで、それまではずっと上の方を飛んでいたそうです。
そっちの方が良かったな。
上がったり下がったり落ち着かなかったし。
飛び方はパイロット次第のようです。
でも気球に乗って良かったです。
高かったけど満足しました。
たくさんの気球の中で飛べるのはやっぱここカッパドキアだけなんじゃないでしょうか。
着陸後はシャンパンという名のジュースをみんなで飲みます。
が、振ってから栓を抜くのでみんなにかかります。
ちょいとこれは迷惑でふ。


その後はなんかチップを渡さなければいけないような雰囲気になります。
飲んだグラスにチップを入れて戻せ、的な。
さらに飛行中に撮った動画を40€で販売。
さらに離陸前にどこからか現れたカメラマンが勝手に撮った写真を10€?だったかで販売。
どちらも購入しませんでした。
宿に戻り朝食後、韓国人男性リーさんと日本人女性と3人でしめじみたいな岩を見に行きました。
スリービューティーズとかいうみたい?
ユルギュップ行きのドルムシュで途中下車します。
17リラ。
あと、トルコの他の都市もそうなのかはわかりませんが、カッパドキアの郵便局ではポストカードがただでゲットできます。
しかも、お土産で売ってるのよりクォリティー高いです。
オススメでふ。
そして夜20時15分のバスでイスタンブールに向かいました。
今回は前回の教訓を活かし、最後尾の2名席の窓側を予約しました。
トルコもイランと同じで女性の隣には女性しか座れません。
見事、隣に誰もくることなく2席独占して横になって寝ることができました。
しかも前の席のおっちゃんがクッション枕を持参?していて、一個貸してくれました。
お陰様で結構寝ることができました。
インドの寝台バスとトルコのバスは2名席予約をお勧めします。
イスタンブールに到着後、同じバスだったペルー人女性ヒメナとメトロを乗り継いで宿まで向かいました。
彼女とは宿は別だったのでメトロの駅を降りたところでお別れしました。
宿では日本人男性に遭遇して、午後は一緒にブルーモスクやアヤソフィアを外から見学しました。
ブルーモスクは入ったのですが、アヤソフィアは異常なほど並んでいて諦めました。
その後、宿に向かっていると、どこからともなく声をかけられ呼び止められました。
振り返ると、なんと、バングラデシュで数日共にした中国人でした!
兄妹の友達です。
驚きました。
よく気づいたなぁー。
なんて名前か知らんけどw
束の間の再会を喜び別れました。
夕食は同室の台湾人女性と一緒に食べました。
あまり好きではない、というかイランで飽き飽きしたのですが安かったのでチキンケバブとナスのケバブ?を注文しシェアしました。


彼女はひつじ年でお母さんに羊は食べないように言われていたが、今回注文したものがたまたま羊肉が使われていて初めて食べたそうです。
というか、トルコでは牛肉に羊の尻尾の脂を加えているそうで、だから牛肉でも羊味がします。
彼らにとって羊味が美味しい味なんだそうです。
と、カッパドキアの日本語ができるトルコ人が言っていました。
イランの牛肉もそういうことだったのかと合点がいきました。
話が前後しますが、この日本語ができるトルコ人はカッパドキアで旅行会社をやっています。
トルコの物価が高いと言ったら
「高い、高い言って日本人の恥だ」
とか言って怒ってきました。
本当に高いからそう言っているのに、嘘を言っているわけではなく、ただ感想を述べているだけなのにそんなことを言われてこっちもムカつきました。
本当はそこで気球を申し込むつもりだったけれど、そこまで言われて申し込むわけないよね。
ばーか。
どこの国でも日本語を話すやつは変なのが多いなと再確認。
あと、トルコの道端で一見親切そうに話しかけてくるやつはだいたいカーペット屋である。
そして話はイスタンブールに戻ります。
イスタンブールでは鯖サンドを食べました。
魚市場のとこで食べました。
美味しかったです。
あとはカッパドキアで出会った日本人女性にオススメされた濡れバーガーも食べたかったのですが、どうもタイミングが合わず食べませんでした。
腹が減ってない時に濡れバーガーに遭遇する的な。
あっという間にイスタンブール滞在も終わり、次の地へ向かいます。
午前7時出発の空路移動です。
どうやって移動しようか。
とりあえず、タクシーだったらいくらなのか調査しよう。
暗くなった街に繰り出すシラトリなのでした。