バスは予定より遅れて6時50分頃ハシラビードに到着しました。
購入していたのはメルズーガまでのチケットですが、降りたのはその手前のハシラビードです。
サハラ砂漠のツアーを予約していて、ハシラビードのバス停までお迎えが来てくれることになっていたのです。
バスを降りるとちょうど朝陽が上ってきていて、写真を撮ろうと思ったのですが、睡眠不足でそんな気力もなく、翌日撮ればいいやと諦めました。
今回、砂漠ツアーを申し込んだのはリアドマムーシュという日本人御用達の宿です。
というのも、オーナーが日本語ペラペラなのであります。
数日前に電話にて日本語でツアーを申し込みました。
なんと、この宿はプール付きです。
宿代はそれなりにお高いです。
しかし、宿泊せずとも砂漠ツアーを申し込んでいればプールの利用もシャワーの利用もOKで、しかもタオルまで貸してくれます。
到着したその日の夕方から一泊二日の砂漠ツアーを申し込んでいますが、夕方まではまだまだ時間があります。
夕方まではプールで泳ぐもよし、町?村?を散策するもよし、寝てもよしです。
どこで寝るのかというと、朝食会場の隣のソファーが取り囲んでいる部屋を提供してくれます。
朝食は50ディルハムで食べることができます。
寝たんだか寝てないんだか、全く寝れてない気がしつつ、ゴロゴロして、午後になって町の散策、というか、飲み物を買いに出かけました。
まぁ、とにかく暑いです。
熱風が耳に当たって、耳が熱い感じ?
気温が40℃以上あるので体温以上です。
こんだけ暑いなら、飲み物も観光地価格だったりするのかと思いきや、通常価格でした。
スペインなんて冷たい飲み物は常温より料金設定が高いのにね!
モロッコを見習ってほしいね!
18時半にツアー出発です。
さぁ、何人参加するのかな?
やっぱりラクダは多い方が写真映えするから、参加者は多い方がいいよね!
しかし、
本日のツアー参加者はふたりだけでした。
がびーん。
ベルベル人のラクダ使いと共にラクダちゃん入場。
よろしくね。
ラクダは思ったより小さいなと思いました。
シラトリは1番先頭のラクダに乗ったのですが、立ち上がり方が激しくて落ちそうになって怖かったです。
歩き出して間もなく2匹目がめちゃくちゃ煽ってきました。
オマケに歩きながら反芻しはじめ、その反芻したブツをシラトリのズボンに付けやがりました!
こらーっ!
JICA が井戸を掘ったみたいで、井戸がたくさんあります。
ベルベルミズとか
ベルベルブリッジとか言って重宝しているみたいです。
サンセットタイムです。
砂が舞っているからか霞んだ感じで赤くはないです。
ラクダちゃんは大人しいです。
3匹目には誰も乗ってないから物足りなかったのか、3匹目はいつもすぐ立ち上がりたがります。
太陽が沈んでどんどん暗くなっていきます。
寝床に着く頃には真っ暗です。
モロッカンティとお菓子。
すぐに夕食です。
ナスの何か。
美味しかったです。
麻婆茄子に近い感じ。
気に入りました。
タジン鍋。
中にチキンが隠れていました。
もう食べてる途中でお腹いっぱいです。
フルーツもあんまり食べれませんでした。
夕食後はキャンプファイヤーの火の明かりのもと、ふたりだけのためにベルベル楽器?音楽?を演奏してくれます。
新婚さんやカップルだったら、特別感があっていいでしょうね。
そしてテントの中ではなく、外に設置してくれたベッドで就寝となります。
満天の星を見ながら。
しかし、深夜になると風がビュービュー吹き始め、風の音と砂が舞うのとで、目が覚めました。
しかも風のせいで微妙に寒かったです。
風が吹き始めたらテントの中に移動するべきでした。
テントの中にもちゃんとベッドはあります。
あと、トイレも洋式の水洗トイレがあるし、洗面所もあります。
しかしながら、風の中で無理やり外で寝続けるシラトリなのでした。