土日は学校が休みです。
学校に通い始めてからの最初の週末はアカテナンゴ火山(3,976m)の登山ツアーに行きました。
ツアー代金は350ケツァール+入山料100ケツアールです。
9時にホームステイ先でピックアップ予定でしたが、結局ピックアップは10時前くらいでした。
途中、ツアー会社?で防寒着(帽子と手袋も)や食事を積み込みます。
ひとりひとりがそれを受け取り自分で管理します。
ちゃっちゃっと積み込んでとっとと出発すればいい物をなんかやたら時間をかけてなかなか出発しません。
9時のピックアップでも遅いなと思ったのに、こんなにダラダラしていたら陽が落ちる前にキャンプサイトに到着できないのではないかと不安になります。
やっとのことで昼くらいから登山開始です。
歩き始めて30分くらいで休憩です。
登山道には有刺鉄線が張り巡らされていて登山者に優しくないです。
足を滑らせたりふらついた際に掴もうにも掴めません。
ちょいちょい休憩があります。
富士山は2回登ったことがあるシラトリです。
富士山の方が少し低いですが、だいたい同じくらいの高さなのでイケるでしょう。
でも念のために前日から高山病の薬を飲み始めておきました。
一体いつになったらランチなんだろうと思いながら歩いていました。
やっとのことでランチタイムです。
朝に支給されたランまチとディナーセットです。
全く統一感のないタッパーにランチとディナーが入っています。
同じ形なら空になったら重ねれるのに、なんでこうも客のことを考えていない容器を採用したのでしょうか。
嫌がらせとしか思えません。
小さめのリュックで参加している人はリュックの中に入りきらず手に持って歩いている人もいました。
リュック(バックパック)にはこのランチディナーセットと防寒着を入れなければいけないので30~40リットル程度の物を推奨します。
ランチ休憩終了。
3,210mです。
とてもいい天気で登山日和です。
今回の装備。
木の杖は1本20ケツァルだったかな?
16時20分。
3,520m。
17時。
キャンプサイトに到着しました。
3,570mです。
日没までに到着できてホッとしました。
キャンプサイトからは活火山のフエゴ火山が見えます。
頻繁に噴火すると思っていたのですが、この時は1時間に1~3回程度でした。
少し物足りないです。
キャンプサイトに到着後は噴火しているフエゴ火山の方まで溶岩を見に行くオプションもありました。
しかし、200ケツァルもするし、翌朝のご来光に備えてキャンプサイトでお留守番です。
キャンプサイトからもフエゴ火山は見えます。
こちらが本日宿泊するキャンプサイトです。
思っていたテントとは違いました。
あらかじめマットと寝袋が敷かれています。
標高が高いのでだいぶ寒いです。
煙が目に染みるのでに耐えながら火にあたります。
夕食はパスタなのですが、タッパーに入っていたパスタは一旦回収され何人分かずつ再調理されます。
同じテントのヤツがイビキをかいていてうるさくて眠れませんでした。
マジ迷惑です。
これで高山病の症状が出たら一生根に持つよ!
寝れないまま山頂に行くため3時半に起床。
3時45分とか言っていましたが、結局は4時にキャンプサイトを出発です。
まだ真っ暗です。
赤い下弦の月が出ていました。
寒いのでかなり着込んで出発したのですが歩き出してすぐ暑くなってきました。
少し寒いくらいで出発すれば良かったのに失敗した。
富士山の時も同じ失敗をしたはずですが、すっかり忘れていました。
5時30分に山頂に到着です。
キャンプサイトから山頂まではかなりキツかったです。
噴火するフエゴ火山を見る人々。
アティトラン湖も見えます。
下山していきます。
やっとここまで戻ってきました。
有刺鉄線ゾーンで前を歩いていた人が足を滑らせてとっさに有刺鉄線を掴んでいました。
瞬発的にそうなるよねー。
入山料は外国人は50ケツァルのはずなのにね。
ツアーによって100ケツァル取られるところと正規料金の50しか取らないところとあるようです。
シラトリの個人的感想ですが、アカテナンゴのキャンプサイトが富士山の8合目とするならば、そこまではアカテナンゴの方が簡単だと思いました。
しかし、キャンプサイトから山頂まではアカテナンゴの方がキツい気がしました。
また富士山に登ったらまた感想が変わるかもしれないけどねw